「インスタグラムでキャンペーンを実施したい!」とお考えのみなさん。
キャンペーンは、ただ実施すれば良いと思っていませんか?
手軽で身近なインスタグラム。『フォロー&いいねキャンペーン』『#ハッシュタグキャンペーン』といったキャンペーンに関しても、比較的簡単にはじめることができます。
でも、じつは失敗事例も多いんです。
企業がキャンペーンを行うには、”いくつかの注意点を押さえること” が必要です。また、キャンペーンを成功させ、集客・売上アップを図るには、”ポイントを押さえた運用” も欠かせません。
そこで今回は、Instagramキャンペーンの種類やメリット・デメリット、注意点や事例から学ぶ成功のポイントをご紹介します。
インスタグラムキャンペーンの種類
『インスタグラムキャンペーン』には、代表的な3つのタイプがあります。
<インスタキャンペーンの種類>
1.フォロー&いいねキャンペーン
2.投稿キャンペーン(#ハッシュタグキャンペーン)
3.リポストキャンペーン
1.フォロー&いいねキャンペーン
『フォロー&いいねキャンペーン』は、Instagramアカウントの”フォロワーを増やしたい時”におすすめのキャンペーンです。

簡単に応募できる手軽さがウリ。『フォロー』を前提条件としているので、一気にフォロワーが増える可能性があります。”アカウント開設初期”や、”フォロワー数アップ”を目指している時に使えるキャンペーンです。
2.投稿キャンペーン(#ハッシュタグキャンペーン)
#ハッシュタグキャンペーンに代表される『投稿キャンペーン』は、ユーザーに投稿を促す”ユーザー参加型”のキャンペーンです。

自社製品(商品)の使用風景や、あるテーマに沿った写真を投稿してもらうことで、①ブランドの認知拡大、②ロイヤリティ(愛着度)の向上、③口コミ効果や、④応募作品の二次利用による素材収集が可能です。
また、”アカウントのフォロー”を必須条件にすることで、⑤フォロワー増も実現できます。
3.リポストキャンペーン
『リポストキャンペーン』は、Instagramでのシェア機能(リツイート)に相当する、”リポスト投稿”を促すキャンペーンです。

キャンペーン投稿の画像がそのまま、多くの人のタイムラインやストーリーに表示されるので、”商品やブランドの認知度を上げたい時”に非常に効果的です。#ハッシュタグキャンペーンと同様、”アカウントのフォロー”を必須条件にすれば、フォロワー数の拡大も期待できます。
とにかく参加者を増やして、フォロワー数を増やしたいなら「1.フォロー&いいねキャンペーン」。フォロワー増以外にも目的がある場合は、「2.#ハッシュタグキャンペーン」や「3.リポストキャンペーン」を実施するなど、使い分けると良いですね!

インスタグラムキャンペーンのメリット
『インスタグラムキャンペーン』が人気なのは、下記のようなメリットがあるからです。
<インスタグラムキャンペーンのメリット>
1.20代女性など”特定のユーザー層にアプローチ”できる。
2.”企業や商品の認知度をアップ”することができる。
3.”新たなフォロワーを獲得”することができる。
4.”UGC(ユーザーが作成したコンテンツ)を集める”ことができる。
5.集客や認知度アップにかかる”宣伝コストを抑える”ことができる。
認知度アップやフォロワーの獲得、UGC(ユーザーが作成したコンテンツ)収集に関しては先述の通りですが、特筆すべきは「5.集客や認知度アップにかかる宣伝コストを抑えられる」点です。
キャンペーンを実施した場合、多くのユーザーに商品の購入やフォローを促すことができるほか、フォローしている友達の投稿を見たユーザーが、自発的にキャンペーンに参加するなどの『2次拡散』が期待できます。
『2次拡散』はSNSならではのメリット。宣伝・広告コストの削減にも役立つので、多くの企業がインスタキャンペーンを活用しているんです!
インスタグラムキャンペーンのデメリット
メリット満載の『インスタグラムキャンペーン』ですが、デメリットもあります。
<インスタグラムキャンペーンのデメリット>
1.”インスタユーザー”にしかアプローチできない。
2.キャンペーンの内容によって”応募数にバラつき”がでる。
3.他のSNSに比べて”拡散されづらい”。
『インスタグラムキャンペーン』はインスタ内でのPRとなるため、”インスタをあまり利用していないターゲット層”を狙った商品の場合、実際の売上への反響は限定的になります。
また、”賞品が魅力的でない場合”は、ユーザーの興味を引くことが難しいですし、”応募条件のハードルが高い場合”は、応募数が伸びずに終わってしまうこともあります。
たとえば、不動産に関する『#ハッシュタグキャンペーン』を行う場合、「新築の写真を投稿してください」という条件だと、投稿できる人は限られます。フォロワー数を増やすことが目的なら、「住まいに関する写真~」など、”誰でも投稿可能な応募条件”にした方が良いですよね。
さらに、『シェア機能』があるTwitterやFacebookに比べて、インスタグラムは”拡散力が弱い”です。既存のフォロワーが少ない場合は、キャンペーンが認知されずに終了することも十分考えられます。対策として、インスタグラム広告を使って、キャンペーン投稿を宣伝したり、キャンペーンの実施期間を長く設定したりすることが必要です。
キャンペーンを成功させるために、メリットとデメリットは事前にチェックしておきましょう。
インスタグラムキャンペーンを実施する際の注意点
『インスタグラムキャンペーン』を成功させるには、下記の点に注意することが大切です。
<インスタグラムキャンペーンの注意点>
1.”キャンペーンの目的・目標・ターゲット”を明確にする。
2.”応募条件のハードルが高すぎないか”を検討する。
3.”特典(商品)やルールに不備がないか”を確認する。
4.”告知方法”を考える。
5.”ガイドラインを遵守”する。
1~4の注意点について、よく検討されているかどうかは、キャンペーンの成功を大きく左右します。とくに、「1.キャンペーンの目的・目標・ターゲットを明確にする」ことが重要で、目的を決めずにキャンペーンを始めると、結局、成果があったのかどうかも不明瞭なまま終了してしまう可能性があるので、注意しましょう。
また、「5.ガイドラインの遵守」も重要なポイントです。
ガイドラインに抵触すると、最悪の場合、アカウントが停止される可能性もあります。必ず事前に『Instagramのプロモーションガイドライン』をチェックするようにしてください。
>Instagramプロモーションガイドライン
https://www.facebook.com/help/instagram/179379842258600
上記のガイドラインにもある通り、『インスタグラムキャンペーン』を行う際は、①キャンペーンがInstagram社と関係ないことと、②参加規約と資格要件(年齢や居住地の制限等)を明記する必要があります。
他社の事例を参考にしながら、下記のような注釈を入れて、トラブルの無いよう運営しましょう。
・このキャンペーンはInstagramが支持、後援、運営、関与するものではありません。
・ご応募は、日本国内に居住している方に限ります。
インスタグラムキャンペーンの成功事例
さいごに、参考になる『インスタグラムキャンペーンの成功事例』を紹介します。
インスタグラムキャンペーンの成功事例① 住宅会社

ヤマダ電機グループのハウスメーカー、注文住宅を取り扱う『YAMADA HOMES』(@yamadahomes)では、ギフト券が当たる「いいね&フォローキャンペーン」を実施。
4,000件以上のいいねと、600件以上のコメントを獲得。キャンペーンを使ってフォロワーを大幅に増やし、Instagramでアプローチできる見込み客を獲得することに成功しています。
『YAMADA HOMES』のターゲットは、これから家を建てる若手世代。とくに、家の購入時に発言権のある「女性」のフォロワーを獲得することが、販売チャンスの拡大に効果的です。上記のキャンペーンでは、家計に役立つ『ギフト券』が賞品になっているので、女性の応募やコメントが多くなっています。
”ターゲットにあった賞品(特典)”を用意することが大切ですね!
インスタグラムキャンペーンの成功事例② 食品メーカー

飲料・食品メーカーである『ポッカサッポロフード&ビバレッジ』(@pokkasapporo)では、自社の商品”じっくりコトコト 箱シリーズ” が当たる「フォロー&いいねキャンペーン」を実施。
9,000件以上のいいねと、1,200件以上のコメントを獲得。キャンペーンを使って、フォロワーを増やし、商品の認知度アップや、ブランドへの愛着度(ロイヤリティ)向上にも成功しています。
キャンペーン投稿に”商品のパッケージ画像”が使用され、「こんな味もあるんだ!」という認知度アップや購買意欲の喚起につながっています。
『販売促進』が目的のひとつの時は、”商品が目立つ投稿”を心がけましょう!
また、キャンペーンの”時期”も重要です。上記のキャンペーンは、冬(2019年11月)に実施されています。冬はスープの需要が高まる季節。コメント欄にも「今時期はあたたかなスープ良いですね~」といったコメントが投稿されています。
キャンペーンを成功させるには、”適切な時期に実施する”という点も重要です!
インスタグラムキャンペーンの成功事例③ 玩具販売

アメリカ生まれの知育玩具サッシーを販売する『Sassy Japan』(@sassybaby_jp)では、Sassyのおもちゃが当たる「フォトコンテスト キャンペーン」を実施。
キャンペーン開始から15日ほどで、200件以上の応募を獲得し、同時に「いいね&フォローキャンペーン」を実施することで、2,000件以上のいいね獲得と大幅なフォロワー増に成功しています。
”ユーザーに商品使用時の写真を投稿”してもらうことで、一定の『口コミ効果』が期待できます。「二次利用の承諾」を条件としているので、今後、自社の宣伝やマーケティングに使用できる素材をたくさん獲得できているのも良い点です。
『ユーザー参加型キャンペーン』では、”応募規約”を予めよく検討しましょう!
また、”キャンペーン期間を長期(約2ヶ月)に設定”している点も、応募数増や反響の拡大に効果的です。
『投稿キャンペーン』では、”1ヶ月以上の応募期間を確保する”こともポイント!
まとめ
『インスタグラムキャンペーン』は、①商品やブランドの認知度アップや ②売り上げ増、③フォロワー数の拡大等に役立つ、効果的なマーケティング施策のひとつです。
簡単にはじめられて、”宣伝コストを抑えられる” 可能性もあるので、注意事項や成功のポイントを押さえて実施してみましょう。
きっと、”インスタグラム活用の幅”が広がるはずです!
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「これまで獲得出来なかった層の新規顧客を獲得したい」
「今かけている広告宣伝費全体の効率をあげたい」
「サービスや商品のストーリーをもっとユーザーに知ってほしい」
という場合は、Instagram広告を始めるタイミングかもしれません。
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