インスタグラム(運用)

企業がインスタライブを配信するときの集客のコツと実際の活用事例

インスタグラムのライブ配信機能、通称「インスタライブ」は企業の集客・販促ツールに大いに役立つツールで、昨今ではこのインスタライブを使って発信している企業が増えています。

インスタライブはリアルタイムでの双方向コミュニケーションが可能ですので、”販売数アップ”や”集客アップ”に繋がりやすく、自社のファンを増やしたいならぜひ挑戦したいところ。

今回は、インスタ初心者でも分かるように、インスタライブの基本から視聴・配信方法、運用担当者に役立つ企業がインスタライブを活用するときのコツと事例を解説します。

また、20201020日に発表されたインスタグラムライブでのバッジ機能(投げ銭)についても紹介しますので、まだ知らないならぜひチェックしてみてくださいね!

インスタライブ配信とは

インスタライブ配信とは、その名の通り、インスタグラムを利用したライブ配信機能のことです。

自身のフォロワーに対してリアルタイムで動画を配信したり、フォローした人の配信を視聴したりできます。

また、リアルタイムで見れなかった人にも24時間限定で動画を公開することが可能です。

インスタグラムを利用している人であれば、誰でも気軽に配信ライブを行えることから若者を中心に人気の機能となりました。

最近では、芸能人やモデル、ユーチューバーなどが多く利用していることから、企業でもインスタライブを利用するところが急増しているのが現状です。

配信中にコメントのやり取りといった双方向のコミュニケーションができるので、芸能人がファンと交流したり、企業が新商品についてフォロワーからの質問に答えたりと、”独自の交流の場”として発展しています。

2020年4月からインスタライブがPCブラウザー対応。

今後はパソコンで作業中に視聴したい配信が開始した場合も、スマートフォンやタブレットを持ち出す必要はありません。

※PCでのンスタライブは視聴するだけにとどまり、ウェブカメラを用いた配信には対応していません。

インスタライブの視聴方法

インスタライブの視聴方法について、まずは他のアカウントのインスタライブを視聴して参考にしてみましょう。視聴方法は簡単です。

配信中のインスタライブや24時間以内に行われたインスタライブのアカウントは、ニュースフィードの上部にあるストーリーズ欄に「ライブ配信」という文字付きで表示されます。

下記のようなアイコンをタップすれば視聴開始です。

インスタグラム ライブ配信

ストーリーズとライブ動画を両方とも投稿しているアカウントについては、プロフィール画像をタップして「ライブ動画を見る」を選択すればOKです。

インスタグラム ライブ動画

インスタライブの配信方法

インスタライブは、Instagramを利用している人なら誰でも配信できます。自社の商品やサービスへの集客に役立ちますので、使ったことがないならぜひ使ってみましょう!それでは、具体的なインスタライブの配信方法・手順を紹介していきます。

  1. ストーリーズの新規投稿画面を開く
  2. 「ライブ」を選択して「ライブ配信を開始」をタップする
  3. インスタライブ配信が終了したら、右上の「終了する」ボタンをタップする

手順①:まず、ニュースフィード左上の「ストーリーズ」と書かれた「+」ボタンをタップして、ストーリーズの新規投稿画面を開きましょう。

手順②:ストーリーズのモードで「ライブ」を選び、中央の「ライブ配信を開始」をタップすれば、ライブ配信スタートです!

手順③:ライブ配信中は、画面上部に「ライブ動画」と書かれたマークが表示されています。インスタライブ配信を終了する場合は、右上の「終了する」ボタンを押せば終了できますよ。

終了画面で「ストーリーズでシェア」を選べば、ライブ配信の様子を24時間限定で公開しておくことも可能です。

インスタライブ配信が始まると、自身のフォロワーに対してライブ配信の通知が送られます。そのため、わざわざ告知する必要はありません。

インスタライブ配信に使える機能

インスタライブでより視聴者とコミュニケーションを楽しむために、インスタライブ配信に使える機能を紹介します。これらの機能をマスターすれば、インスタライブにより多くの人を集客できるはずですよ。

コメント機能

視聴者からコメントをもらったり、そのコメントに返信したりできます。企業アカウントなら、商品情報をつぶやくのもコツですね。

画面下の「コメントする」という囲いに文字を入力して使います。

コメント枠の右端に表示される「…」をタップし、「コメントをオフにする」を選択すれば、視聴者がコメントできない設定にすることも可能です。

インスタライブは、”双方向のコミュニケーションができる点”がウケています。集客や販促のためには、極力「コメントできる設定」にすることをおすすめしますが、コメントを受けたくない事情があるときは、設定を「オフ」にしてみてください。

※なお、誹謗中傷コメントが気になる場合は『コメントフィルター』を設定しましょう。プロフィール画面右上の「メニュー」から、「設定」>「プライバシー」>「コメント」を選択。コメントコントロール画面の「不適切なコメントを非表示にする」をONにしてください。特定のユーザーから粘着されて困っている場合は、同画面から「ブロックする相手」を設定することもできます。

友達にシェア

自身が配信しているインスタライブをフォロワーにシェアできます。シェアしたい場合は、まず画面下の紙飛行機のマークをタップしましょう。

送信先アカウント一覧が表示されるので、シェアしたいユーザーの右側にチェックを入れて、画面の下にある「送信」をタップします。

ゲストを呼ぼう

自身のライブを視聴している人に、ゲストとして参加してもらえます。インフルエンサーとコラボしたり、フォロワーをゲストとして呼んで交流を深めたりと、おもしろい仕掛けをしたいときに使ってみましょう。

画面の絵文字が2つ重なっているマークを押すと、ゲストを選ぶ画面になります。

ゲストとして誰かと配信を開始すると、相手のフォロワーも誰でもライブを見られる状態となります。

顔の加工

ライブ配信中に人の顔を犬や猫などに加工できます。かわいさや親しみやすさをアピールしたいときにおすすめです。

画面下の「絵文字のマーク」を押すと、下に加工ができるアイコンが出てくるようになっています。このアイコンを選ぶことで、様々な加工が可能です。

カメラの切替

配信中に内カメラと外カメラの切り替えができます。内カメラにすれば、配信者自身がコメントを確認しながら話すことも可能です。

カメラの切り替えをしたい場合は、画面下の「矢印のマーク」をタップしましょう。見せたいものによって上手に切り替え機能を活用してみてくださいね。

視聴者の確認方法

ライブ配信中、画面の右上にある「目のアイコン」をタップすることで、リアルタイムでライブを視聴しているユーザーの確認ができます。

※この確認が出来るのは、放送主だけです。

バッジ機能

インスタグラムは2020年10月20日(米国時間)、クリエイターや企業がインスタライブを活用してファンとの繋がりをさらに深め、収益を得ることができるバッジ機能のテストを拡大し、日本でも開始したことを発表しました。

もともと5月には米国でテストを開始していましたが、今回の発表で日本を含む11ヵ国、計5万人以上のクリエイターに対象が拡大します。まだ一般ユーザーへの提供はされていない模様ですが、今後は一般ユーザーにも拡大するかもしれません。

(引用:バッジ機能の国内テストを開始、クリエイターがInstagramライブで収益を得られるように

バッジ機能とはいわゆる投げ銭で、ユーザーはライブを視聴中にバッジを購入でき、お気に入りのクリエイターや企業を支援することが可能です。

バッジには120円・250円・610円(米国ドルでは$0.99・$1.99・$4.99)の3種類があり、購入するとコメント欄に購入したユーザーのアカウント名と購入したバッジのアイコンが表示されます。

企業アカウントなら、自社製品やサービスができるまでのストーリーやこだわりを込めたライブを配信することで、応援してもらいやすくなるかもしれませんね!

モデレーターシステム

2022年3月、インスタライブに「モデレーター」を設定できる新機能の提供が開始されました。

モデレーターとは、ライブ配信が問題なく進められるようにする警備員のような存在。配信者はモデレーターにライブ配信中の管理を任せられるため、配信に集中できます。

モデレーターが行う具体的な内容は以下の3つ。

  • 嫌がらせ行為の監視・確認
  • ネガティブなコメントへの対応
  • 迷惑行為を行うアカウントの管理

モデレーターは、嫌がらせやネガティブなコメント等を監視します。迷惑な視聴者のコメントをオフにしたり、ライブ配信から外したりといった管理が可能です。

外された視聴者はライブ配信を観れなくなるため、モデレーターによる処置によって安全な環境を整えられます。

なお、ライブ配信の終了後には、モデレーターが行った内容をレポートで確認可能。「オフにしたコメント」「配信から外したアカウント」などを把握でき、再発防止につなげられます。

以上より、モデレーターの導入によって、配信者も視聴者も安心してライブ配信が楽しめるようになりました!

ビジネス場面でインスタライブを活用するメリット

ライブ配信には、編集済みの動画配信にはないメリットがあります。

見ている人が同じ時間を共有しているという感覚を持ちやすいため、身近に感じ親近感を覚えるといった効果が期待できるのです。

ユーザーとの距離を縮める目的で利用するのにふさわしいPR手段と言えます。

また、ライブ配信の魅力は編集の手間が必要ないことです。

録画した動画はそのままでは配信できず、見やすく効果の高い動画に仕上げるためにはどうしても編集する必要が生じ、この時間的コストはかなり負担になります。

ライブ配信の場合はこの編集作業が不要なので、スピーディに配信を実行できるというメリットを感じられますよ。

インスタライブを企業アカウントで活用する際のコツ

企業がビジネス目的でライブ配信を行う場合は、下記4つのポイントを押さえた上で配信してみるとより集客・販促に効果的でしょう。

≪企業がインスタライブ配信を効果的に行うコツ≫

① 業種にあった配信内容を考える

② 事前の告知を行う

③ 視聴者からの質問や要望には誠実に答える

④ 配信後は寄せられたコメントや視聴者数などのふり返りを行う

企業活用のコツ① 業種にあった配信内容を考える

インスタライブには様々な活用方法がありますが、業種によってどんな配信内容(スタイル)が良いかは異なります

不動産関係であれば、モデルハウスが完成した際に営業担当が現地でレポートし、遠方のユーザーからの資料請求を狙うのも良いですね。飲食店であれば、イベントを生配信しながら「今から参加もOK」と打ち出して来店客数や売上アップに繋げるのも良いでしょう。

あなたの会社の業種にとって「どんな配信内容が集客・販促に効果的か?」を考えてライブ配信をしてみてくださいね。

企業活用のコツ② 事前の告知を行う

「●日●時からインスタライブをやります」という事前告知をすることもおすすめです。視聴者数が増えやすくなるので、反響の拡大が見込めます。

インスタライブ

企業活用のコツ③ 視聴者からの質問や要望には誠実に答える

ライブ配信中に寄せられる視聴者からの質問・要望にできるだけ誠実に答えることで、自社のファンになってもらえる可能性が高まります。

インスタライブは、エンドユーザー(一般消費者)と直接交流できる貴重な場です。

生のユーザーの声を聞くことで、製品・サービスの改良や新商品の開発につながるアイディアも生まれるかもしれません。ぜひ有効活用してみましょう。

企業活用のコツ④ 配信後のふり返りを行う

インスタライブで効果的な集客・販促を行うには、ライブ配信後に「どれくらいの反響があったか」を分析することも重要です。

ライブ配信中には「ライブ動画」と書かれたロゴの隣に「目のマーク+数字」で『視聴中の視聴者数』が表示されます。また、配信終了時には「終了画面」に『累計の視聴者数』が表示されるので、随時確認して反響を確かめましょう。

※なお、インスタグラムを『プロアカウント』に変更すれば、ウェブサイトへの遷移数などのデータがわかるようになります。宣伝効果の分析に役立つので、個人アカウントからの切り替えがまだの人は早めに切り替えましょう。

企業のインスタライブ活用方法

ここでは、様々な活用方法と活用するときのコツを紹介します。

発表やお知らせ、案内をする

新しい企画や新商品イベントなどの発表をライブ配信で行います。

テキストのみで発表するよりも、担当者の表情を見せながら声を届けることで、よりフォロワーに伝わりやすくなるでしょう。

イベント中継

定期的にイベントやワークショップを開催している企業では、その様子をインスタライブ配信しています。

イベント会場に来られないフォロワーも、インスタライブを通して一緒に参加できるのがメリットです。

都市と地方など全国各地を簡単に繋ぐ手段として、参加型のイベントの開催は人気があるんですよ。具体的な事例として、三越伊勢丹様「英国店」の事例を紹介します。

三越伊勢丹様「英国店」の事例

三越伊勢丹様が、昨年10月30日~11月4日に開催された催事「英国展」のインスタライブを実施しました。

リアルタイム視聴者数は目標5000人に対して170%を達成、フォロワー数の増加を示すデータの”波形”はライブ配信前後の3日間で平常時の2.9倍に急上昇。

また、英国展の情報サイトのPV数は、前年比約120%となりました。

(参照:https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/202004/idea-techniques/018482.php

セミナーや勉強会

セミナーや勉強会をライブ配信するという使い方もできます。

無料セミナーの配信にも使えますし、配信先を限定して有料セミナーとすることも可能です。

配信プラットフォームによっては、ライブ配信終了後に配信した内容が録画データとして残るものもあり、録画データはコンテンツとして二次利用することもできるので、少ない手間で多くの効果が期待できます。

インタビュー・取材風景

従来であれば、作成に手間がかかりすぎて実現不可能だったことがインスタライブ配信で可能になりました。

たとえば、インタビューや取材風景は最終的には編集して別のコンテンツとしてリリースすることが主な目的ですが、取材の様子をライブ配信することで、レア感のある特別なコンテンツが一本増えることになります。

SNSサービスによっては、登録しているユーザーだけがライブ配信を視聴できるものがあります。

この機能を活用し登録者だけに配信」と特別感を演出すれば、ファン獲得やファンの満足度向上に貢献するでしょう。

ライブ配信をキラーコンテンツとして登録ユーザーを増やし、集めたユーザー向けに限定品を販売するなど、ビジネスで活用する方法は多々あります。

まとめ

インスタライブを利用すると、企業やブランドのファンとリアルタイムのコミュニケーションがとりやすくなります。

コツを掴んでうまく活用できれば、企業やブランドのファンをさらに増やすことも可能です。

スマートフォンひとつで簡単に始められますので、ぜひ配信方法を覚えておきましょう。

インスタライブを活用しているアカウントはたくさんあるので、ぜひ積極的にフォローしてライブ動画を視聴し、自社のPRに効果的な活用方法の参考にしてみてくださいね!

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