インスタグラム(運用)

インスタグラムのガイドラインと直近の改定まとめ

インスタグラムには、ユーザーが安心・安全にインスタグラムを利用できるように利用規約やガイドラインがあります。

もし、この利用規約やガイドラインに違反してしまうと、最悪の場合アカウントの停止や削除といったペナルティもあり得ますので、インスタグラムを運用する上で利用規約やガイドラインを知っておくことはとても大切です。

とくに企業が集客として利用しているアカウントが停止されたり、削除されたりしてしまっては、集客の機会損失になりますし、企業の評判にも影響が及ぶ可能性があります。そうならないためにも、この機会にガイドラインについて知っておきましょう。

この記事では、インスタグラムのコミュニティガイドラインや直近にあったガイドラインの改訂について解説します。

インスタグラムの運用や広告の出稿は、利用規約やガイドライン、広告ポリシーを知った上でクリエイティブの作成、広告の運用、分析などを行う必要があります。忙しくて手が回らないという担当者はぜひ弊社までご相談ください。詳細はインスタグラム広告のサービスページに掲載しています。

インスタグラムのコミュニティガイドラインとは

インスタグラムは世界中で利用されているため、様々な文化、年齢、信仰のコミュニティを反映しています。そのため、すべてのユーザーにとって安全でオープンな環境を作り出せるようにコミュニティガイドラインが定められています。

と言っても、このコミュニティガイドラインにきちんと目を通したことのある人はそう多くはいないかもしれません。

ですが、インスタグラムを利用している時点でコミュニティガイドライン利用規約に同意したものとみなされるので、まだ見たことのない人は一度目を通しておくと良いでしょう。

利用規約については「インスタグラムを正しく活用するために抑えるべき利用規約」でも解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

コミュニティガイドラインについては、どんなものがあるか以下に概要を紹介します。

写真や動画は、自分で撮ったか、共有する権利を得ているもののみをシェアする

インスタグラムに投稿する写真や動画は、自分で撮影したものまたは投稿する権利を得ているもののみにしましょう。

他人が撮影したものには著作権があるので、勝手に利用してはいけません。また、インスタグラムに投稿された写真や動画も投稿者の所有物になりますので、これらのコンテンツを他で利用することも禁止されています。

多様なオーディエンスに配慮した写真と動画を投稿する

ヌード画像の投稿は禁止されています。ヌード画像には、性行為や性器、衣服を着けていない臀部のアップの写真、動画、デジタル処理で作成されたコンテンツなどが含まれます。授乳、出産時や出産後、医療関連の状況、抗議活動に関する写真、ヌードの絵画や彫刻の写真は許可されています。

また、安全上の理由から、全裸または半裸の子供の画像を削除される場合があります。

有意義で心のこもったやり取りを大切にする

いいね!、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したりするのはやめましょう。いいね!やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを渡すのもやめましょう。

他人のなりすましや他者を欺くことを目的としたアカウントの作成もしてはいけません。

法に従う

テロリズムや組織的犯罪、煽動集団を支援したり賞賛したりするコンテンツはやめましょう。

性的サービスの提供、個人間での銃火器やアルコール、タバコ製品の売買、違法薬物または処方薬の売買(自分の居住地域で合法である場合も含む)、生きた動物の販売も認められていません。

オンライン賭博、スキルを要するオンラインリアルマネーゲーム、オンライン宝くじを宣伝するアカウントは、事前にインスタグラムからの書面による許可を得る必要があります。

Instagramコミュニティの他のメンバーを尊重する

明らかな脅迫やヘイトスピーチ、個人の誹謗や名誉毀損を意図したコンテンツ、脅迫や嫌がらせとして公開した個人情報、繰り返し発信される好ましくないメッセージは削除されます。

一方で、報道で取り上げられた人物や、職業や活動内容の関係上多くの一般人に影響力を持つ人物について議論することは許可されています。

利用者同士が支え合う環境を大切にし、自傷行為を美化するような投稿は避ける

他人に自傷行為を推奨したり促したりするコンテンツは、削除またはアカウントが停止される可能性があります。

報道の対象となるような出来事について投稿するときは、慎重に行う

刺激の強い暴力的な描写を含む動画は削除されることがあります。注意喚起や啓蒙を目的としてシェアしたい場合は、暴力的な描写を含んでいることを警告するキャプションを写真に付けるようにしましょう。
参考:コミュニティガイドライン

インスタグラムでの投稿時に気をつけること

上記にインスタグラムのコミュニティガイドラインの概要を紹介しましたが、その中でもとくに投稿時に気をつけたいのが自分以外の人が撮影した写真や動画を使わないということです。

たとえば、企業アカウントですと自社の商品やサービスを使っているユーザーを紹介したいということもあるかと思います。

ユーザーの写真を勝手に使うという人はほぼいないとは思いますが、このような場合は事前に使いたい投稿の投稿主に連絡を取って転載や紹介の許可を得ましょう。

最近では、コメント欄に掲載依頼のお願いをする企業やメディアも多くなっていますが、メッセージでやりとりするのもありですね。

また、実際にその投稿を自社アカウントで紹介する際には、ユーザー名の「@○○ さんのお写真です」と言った形で掲載元を表示するのがマナーですので、知らなかった方はぜひ覚えておきましょう。

インスタグラムで広告を出す際に気をつけること

これまで、インスタグラムにはコミュニティガイドラインや利用規約があるとお話ししてきましたが、インスタグラム広告を出す際にはFacebookの広告ポリシーに準拠する必要があります

インスタグラム広告を出稿するには審査があるのですが、この審査では広告の画像、テキスト、ターゲット設定、広告の配置に加え、広告のランディングページのコンテンツもチェックされます。

広告ポリシーには、どのような広告の内容が認められるかについての指針が掲載されているので、事前に読んでおくと広告ポリシーを意識して効率よく広告を作れるでしょう。

広告審査に落ちてもペナルティはありませんし、二度と審査に提出できないわけではないですが、配信スケジュールに影響が出てしまう可能性があります。そのため、これからインスタグラム広告を出稿する担当者の方は一通りチェックしておきましょう。

広告ポリシーについては「インスタグラム広告の審査を通過するコツ」でもわかりやすく解説しているので、併せてこちらもご覧ください。

Instagramのガイドライン改定で担当者が理解しておくべきこととは

2020年12月20日にインスタグラムのガイドラインが改定されました。今回の改定で企業アカウントに影響のあるものとしては、いいね!やシェア、コメント、フォローなどの見返りに金銭や金券などのプレゼントを行うキャンペーンの禁止が挙げられます。

ガイドラインには以下のように記載されています。

“「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。”

企業アカウントを中心に多くのアカウントがいいね!やフォローの見返りにプレゼントをするキャンペーンを行っていますが、今後このキャンペーンはガイドラインに抵触する可能性があります。

金銭や金券などでなければ大丈夫かもしれませんが、「いいね!やシェア、コメント、フォローなどの見返りに」という点に当てはまってしまうので、セーフとは言い切れません。

プレゼントとして金銭や金券などを贈ることはガイドラインに違反することになるので、すでにこのようなキャンペーンを行っている場合はできるだけ早めにキャンペーンを中止しましょう。

もしキャンペーンを行いたい場合は、参加者に指定のハッシュタグをつけてもらって参加してもらい、プレゼントは金銭や金券以外のものを用意すると良いでしょう。

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若年層の利用者を守る7つの機能

  • 2021年3月16日(米国時間)、悪意ある行動をとる大人から若年層の利用者を守る3つの新機能を発表
  • 2021年7月、Instagram、Facebook、Messengerにおいて、広告主が若年層へ広告を表示する方法に制限をかけることを発表
  • 2021年8月30日(米国時間)、本当の誕生日の登録を全ユーザーに義務付けることを発表

インスタグラムは13歳以上から利用できるSNSですが、一部の若年層の利用者は生年月日を偽っていることもあります。

このような行為を防ぐには写真付きの身分証明書を提出するといった方法もありますが、より多くの個人情報を収集することにつながるだけでなく、多くの若年層にとって提出すること自体が難しいという現実があります。

インスタグラムはこの課題を解決するために、成年と未成年を判別するための新たなAIや機械学習を開発し、以下のような年齢に応じた新しい機能を作りました。

  1. 18歳未満の利用者と彼らがフォローしていない大人とのダイレクト機能を制限
  2. 不審な行動を取るアカウントとのやりとりを警告し、対応策を通知
  3. 18歳未満の利用者のアカウント非公開を推奨する通知を表示
  4. 若年層へ広告を表示する方法に制限
  5. 若年層のInstagram利用者をデフォルトで非公開アカウントに設定されるように変更
  6. 一部の成人には若年層のアカウントを見つけにくく変更
  7. 本当の誕生日の登録を全ユーザーに義務付ける

18歳未満の利用者と彼らがフォローしていない大人とのダイレクト機能を制限

大人は自分をフォローしていない18歳未満の利用者にはメッセージを送れなくなりました。大人が自分をフォローしていない18歳未満の利用者にメッセージを送ろうとすると、送ることができない旨が通知されます。

不審な行動を取るアカウントとのやりとりを警告し、対応策を通知

すでにつながっている大人との会話でも、若年層の利用者がより慎重になるように促す通知が表示されます。こちらの機能は、2021年3月より数か国で提供開始し、順次利用可能になる予定です。

18歳未満の利用者が不審な行動(大量のフォローリクエストやメッセージリクエストを送っているなど)をとっている大人とダイレクト機能でやりとりしている場合、インスタグラムから警告通知が表示され、会話を終了するか、その大人をブロック、報告、制限するかの選択肢が提供されます。

18歳未満の利用者にのアカウント非公開を推奨する通知を表示

18歳未満の利用者がインスタグラムアカウントを新設する場合、公開アカウントと非公開アカウントのどちらに設定するかが表示されます。

登録時に「非公開」を選択しなかった場合には、非公開アカウントの利点を伝える通知が送信され、利用者が積極的に非公開アカウントを選択するよう促されます。

若年層へ広告を表示する方法に制限

18歳未満(一部の国と地域ではそれ以上)の利用者の興味関心やWebサイトでの閲覧に基づく情報などはターゲティングができなくなりました。

そのため、若年層に向けてのターゲティングは、年齢、性別、場所のみです。

若年層のInstagram利用者をデフォルトで非公開アカウントに設定されるように変更

若年層のインスタグラムアカウントは、デフォルトで非公開アカウントに設定されるようになりました。

すでにアカウントを持っていて公開設定している若年層に対しては、アカウントを非公開にするメリットや非公開アカウントへの変更設定を通知するという対策をとっています。

一部の成人には若年層のアカウントを見つけにくく変更

悪意があると考えられる一部の成人には若年層のアカウントを見つけにくくなるよう変更されました。

たとえば、該当する成人のアカウントでは、発見タブやリールなどで若年層のアカウントが非表示にされ、他のユーザーに対する若年層のコメントも見られません

また、仮にユーザーネームから若年層のアカウントを見つけても、コメントやフォローができないように設定されています。

本当の誕生日の登録を全ユーザーに義務付ける

インスタグラムは2019年2月以降より新規登録には生年月日の入力を必須としていますが、既存ユーザーは入力していなくても使える仕様でした。

そこでインスタグラム社は2021年8月30日、全ユーザーに本当の誕生日の登録を義務付けると発表しました。

現在生年月日を登録していないユーザーには、ログインの際に生年月日の入力するよう通知がいくようになります。

生年月日を入力しないユーザーには、他の画面でも入力するよう促される通知が表示され、それでも入力しない場合は、インスタグラムの使用ができなくなる可能性もあるそうです。

インスタグラムに生年月日を登録しているかどうかは、「プロフィール」→「プロフィールを編集」→「個人の情報の設定」で確認できますので、心配な方はご確認ください。

「誕生日なんて適当でもバレないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、偽情報を検出するためのAIシステムを新たに開発しているそうなので、将来的には偽の生年月日だとバレることになるでしょう。

これによって、成年が未成年に成りすましたり、未成年が成年に成りすますことを防ぐことができ、若年者ユーザーの保護強化が強まる期待ができます。

「保護者のためのInstagramガイド」を刷新

インスタグラムは、6つの国内NPOと協力して2021年3月10日に「保護者のためのInstagramガイド」を刷新しました。

お子さんのインスタグラム利用について心配な方はこちらの「保護者のためのInstagramガイド」を確認しましょう。

このガイドには、多くの画像つきで各機能の使い方が分かりやすく説明されているほか、セキュリティについても解説されています。若年層のお子さんがいる方は安全対策のためにぜひ一度目を通しておくと良いでしょう。

まとめ

インスタグラムのコミュニティガイドラインや直近にあったガイドラインの改訂について解説しました。

インスタグラムには利用規約やガイドライン、広告ポリシーなど様々な指針が定められていて全部チェックするのは大変かもしれません。

ですが、違反してしまってアカウントを停止されたり、削除されてしまったりしてからでは後の祭りですので、広告担当者はぜひ一度目を通しておいてくださいね。

また、今回のガイドラインの改定で、いいね!やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに金銭や金券などのプレゼントをすることはガイドラインに抵触してしまうことが明確になりましたので、キャンペーンを開催するときには内容に気をつけましょう。

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運用実績をGoogle社から高く評価され、同社と共同セミナーを開催したり、動画取材やGoogle Partnersスタートハンドブックに掲載される。また、成功事例としてFacebook Businessにも掲載(GoogleとFacebook両社に取り上げられるのは北海道では初)。ネット広告の運用には定評があるため、是非一度お問い合わせ下さい。

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