「インスタグラム広告を使いたいけど、支払い方法がわからない……」
「どんな決済方法が使えるのか知りたい」
「なぜか広告費の支払いに失敗した! 対処法を知りたい」
Facebookが提供するインスタグラム(Instagram、インスタ)広告は、ウェブマーケティングにおいて主流のSNS広告の一つです。
インスタグラムアカウント不要でFacebook広告との同時出稿が可能ですので、「Facebook広告との併用を考えている」という人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、インスタグラム広告の導入を検討している人に向けて、広告費の支払い方法について解説します。
不適切な設定により支払いに失敗すると、広告の配信停止など業務に大きな支障が出る可能性があります。支払いの失敗をしたときの対処法についても紹介しているので、すでにインスタグラム広告の運用を開始した人も必見です。
(※支払いに失敗して広告が止まった経験がある方は、運用のプロに相談するという選択肢もあります。詳しくは本記事の後半で紹介します。)
インスタグラム広告の支払い方法は2種類
インスタグラム広告における広告費の支払い方法には、下記の2通りがあります。
- 自動決済
- 手動決済
自動決済
自動決済は、請求単位額にもとづいて請求が行われる方式の支払い方法です。ほとんどの決済方法において自動決済が採用されています。
インスタグラム広告で自動決済を利用するときは、「請求単位額」と呼ばれる広告費の請求基準となる金額を設定するかしないかで請求のされ方が少し異なります。
《設定した場合》は設定した金額に応じて請求が行われます。例えば請求単位額を800円に設定した場合、広告費が800円に達するごとに自動的に請求が行われます。
請求単位額に満たない金額については、請求日にあらためて請求されます。請求単位額が800円で広告費の総額が1,000円の場合、請求単位額である800円分は事前に請求され、残りの200円分は請求日に請求が行われる仕組みです。
《設定しなかった場合》は媒体の方で自動的に少額で決済金額が設定されます。最初は数百円単位で始まり、決済が滞りなく行われていくと何千、何万円と引きあがっていくイメージです。自動で上がっていくのが不安な方は、請求単位額を設定することをおすすめします。
手動決済
手動決済とは、事前に広告アカウントのプリペイド残高へ入金しておく方式の支払い方法です。自動決済とは異なり請求単位額の設定はなく、最大1日に1回、かかった広告費がプリペイド残高から引き落とされます。
交通系ICカードに事前にチャージしておいて、乗る度に金額が引かれていくのを想像するとわかりやすいでしょう。
手動決済は特定の支払い方法に限り利用可能です。手動決済が行える支払い方法はアカウントで設定した地域によって異なり、日本のアカウントで手動決済が可能なのはオンライン銀行振込のみです。
インスタ広告の決済方法
日本においてインスタグラム広告で選択できる広告費の決済方法は、Facebook広告と共通です。具体的には下記の4つの決済方法から選べます。
- PayPal
- クレジットカード
- デビットカード
- オンライン銀行振込
PayPal、クレジットカード、デビットカードで利用できる決済方法は自動決済です。上記のうち手動決済が利用可能なのはオンライン銀行振込のみですので、手動決済を行う場合はこちらを利用してください。
「そもそもどうやって広告費が決まるのか知らない」という人は、インスタグラム広告の課金方式について説明しているこちらの記事も参考にしてみてください。
▶︎ インスタグラム広告の費用の相場はいくら?費用対効果は高い?
インスタグラム広告では、Facebook広告で使用中の決済方法を支払いに用いることが可能です。Facebook広告で使える支払い方法について知りたい人は、詳しく解説している下記の記事をお読みください。
▶︎ 【2021年版】Facebook広告で使える支払い方法とは?
決済履歴や請求金額を確認する方法
インスタグラム広告において、決済履歴や請求金額を確認するには以下の2通りの方法があります。
- ビジネスマネージャー(Facebook広告アカウント)を利用する方法
- インスタグラムアプリを利用する方法
以下でそれぞれの確認方法について解説します。
ビジネスマネージャーを利用する方法
Facebook広告の同時出稿機能を用いてインスタグラム広告を出稿する場合、ビジネスマネージャーから決済履歴や請求金額を確認します。手順は以下の通りです。
- ビジネスマネージャーにログインする
- 画面左端に縦に並んでいるアイコンバーの下部にある歯車アイコン(設定)をクリックする
- 「請求と支払い」ページが開く(初期表示は「アカウント」タブで、管理している広告アカウントの一覧・ステータス・支払い方法・現在の残高が確認できる)
- 左側のサブメニューから「支払いアクティビティ」を選択する
- 「広告アカウント」タブで対象のアカウントを確認し、画面右上のアカウント指定・期間指定で決済履歴を絞り込む

決済履歴は取引一覧に表示されており、金額や使用した支払い方法が確認できるほか、決済ステータスで支払いが失敗していないか調べることが可能です。
未払い残高は画面右上に表示されています。近くに配置されている「今すぐ支払う」ボタンを押すと、請求日を待たずに未払い残高分の支払いを行えます。
なお、以前は「すべてのツール」メニューから「請求と支払い」にアクセスする導線でしたが、現在は画面左端のアイコンバー下部にある歯車アイコン(設定)から直接アクセスする形に変わっています。以前の手順で操作されていた方はご注意ください。
インスタグラムアプリを利用する方法
インスタグラム広告単体で利用する場合、インスタグラムアプリから請求金額および決済履歴を確認することも可能です。
ただし、この方法を利用するにはインスタグラムのプロアカウント(ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウント)に切り替えていることが前提条件になります。個人アカウントのままでは、支払い関連のメニュー自体が表示されません。「広告費の支払い画面が見当たらない」という場合は、まずプロアカウントへの切り替えができているか確認してみてください。
プロアカウントに切り替え済みであれば、アプリの設定関連メニューから「支払い」に関する項目を辿ることで、決済履歴や請求金額を確認できます(メニューの名称や階層は仕様変更が入りやすい箇所のため、正確な文言は都度アプリ内でご確認ください)。
広告費の支払いができない場合の対処法とは
インスタグラム広告やFacebook広告では、設定ミスなどの原因により「広告費の支払いができない」といったトラブルが発生することがあります。少しの作業で解決できる場合も多いので、以下で紹介する対処法を覚えておきましょう。
支払い方法の設定が適切か確認する
利用したい決済方法が支払い方法として設定されているか再確認しましょう。
Facebookページとインスタグラム広告アカウントをリンクしている場合、Facebook広告と共通の支払い方法を選ぶことができます。この場合、Facebook広告アカウントにおける支払い設定の変更がインスタグラム広告の設定にも適用されてしまうケースがあるのです。
支払い失敗の直前にFacebook広告の支払い方法を変更していた場合、変更前の設定に戻して様子を見てみてください。
Facebookページとリンクできているか確認する
インスタグラム広告で広告料金を支払うにはFacebookページとのリンクが必要です。「支払い方法がそもそも追加できない」という場合、Facebookページとのリンクを実施したか確認しましょう。
リンクを行えるのはFacebookページの管理者のみですので、広告主のアカウントのうち管理権限が付与されているものを使用して作業してください。
有効なカードを登録する
クレジットカード、デビットカードを支払い方法として使用する場合、有効なカードを登録しましょう。
たとえばカードの利用可能残高が請求額未満の場合、カード側のシステムでエラーが生じるため支払いができません。また、有効期限が切れている場合もカードが利用できないため、広告費の支払いに失敗します。
今すぐ支払いを行う必要があれば、有効なカードを追加登録するのが確実です。
インスタグラム広告の請求単位額を低くする
自動決済に設定すると請求単位額にもとづいて請求が行われるため、請求単位額を減らすことで支払いが行える可能性があります。
クレジットカードのシステムとして、一度の取引における上限額が設定されていることがあります。支払い回数を減らす目的で請求単位額を高くしているのであれば、こちらを低めに設定することで上限額によるエラーを回避可能です。
カード会社やFacebookに問い合わせる
上記の対策を講じてもエラーが解消されない場合、カード会社やFacebookのサポートデスクに問い合わせましょう。
登録情報の間違いがないのにどうしても支払いがうまくいかないときは、カードやインスタグラム広告のシステム側でトラブルが生じた可能性もあります。また、カードやFacebookのセキュリティ機能により不正利用として認識されているケースもあるでしょう。
とくに数日間だけのキャンペーンなど一日の配信停止によって深刻な影響を受ける場合、自力での解決にこだわりすぎず、早めに連絡するのがおすすめです。
Facebookでの問い合わせ方法は下記から詳細を確認できます。
▶︎ Facebookで困ったらヘルプセンター!電話やチャットはなし
広告運用の手間そのものを減らすには
ここまで、インスタグラム広告の支払い方法や決済履歴の確認方法、支払いトラブルの対処法を解説してきました。ただし、広告運用における「困りごと」は支払い設定だけにとどまりません。配信結果を見ながらのクリエイティブ改善や配信調整、伸び悩んだときの原因分析など、日々の運用には想像以上に手間がかかります。
「支払いの問題は解決したけれど、運用全体を一人で抱えるのは正直しんどい」と感じている場合は、運用そのものを外部に任せる選択肢もあります。弊社ではInstagram広告の運用を10万円/月から代行しており、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まですべて含めてサポートしています。契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。
「これまで支払いトラブルの対応に追われていた」という運用担当者の方も、まずは本記事の内容で支払い周りの不安を解消しつつ、運用全体の負担を感じたタイミングで、外部への委託もあわせてご検討ください。
まとめ
本記事では、インスタグラム広告の支払い方法(自動決済・手動決済)、利用できる決済手段、決済履歴や請求金額の確認方法、広告費の支払いができない場合の対処法について解説しました。
支払い方法や決済履歴の確認方法を正しく理解しておけば、広告費の支払い失敗による配信停止といったトラブルを未然に防ぎやすくなります。とはいえ、運用全体の手間まで一人で抱えるのが負担に感じる場合は、運用代行の活用もあわせて検討してみましょう。
よくある質問
Q1. 請求単位額を設定しないとどうなりますか?
A. 設定しない場合、媒体側で自動的に少額から決済金額が設定され、決済が滞りなく行われるにつれて段階的に引き上げられていきます。請求のタイミングを自分でコントロールしたい場合は、請求単位額を設定しておくのがおすすめです。
Q2. 手動決済はどの支払い方法でも選べますか?
A. いいえ、手動決済が選べるかどうかはアカウントで設定した地域によって異なります。日本のアカウントで手動決済が可能な支払い方法は、オンライン銀行振込のみです。
Q3. 支払いに一度失敗すると、広告アカウントごと停止されますか?
A. 失敗した支払い自体は再請求などで解消できるケースが多く、必ずしもアカウント停止に直結するわけではありません。ただし、未解決のまま放置すると広告の配信が停止する可能性があるため、早めの対応をおすすめします。
Q4. インスタグラム広告とFacebook広告の支払い方法は別々に設定できますか?
A. Facebookページとインスタグラム広告アカウントをリンクしている場合、支払い方法はFacebook広告と共通で管理されます。別々に管理したい場合は、リンクの設定状況を確認してください。
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