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【Google広告】共有予算を使って効率的に広告配信を!メリットデメリットを徹底解説

こんばんは、イッシーです。

気がつけばワンクルーズに入社して、間も無く1年が経過しようとしています。

光陰矢の如しとはよく言ったもので、刺激的な毎日を送るおかげで初めてデジオデジコを更新した頃が懐かしく感じます。

本日はGoogle広告の予算管理をする上で知っておきたい『共有予算』についてご紹介します。

SNS広告と異なってリスティング広告は、キャンペーンの予算管理を怠ると元々予定していた予算とかけ離れた配信をしてしまうことも…。

そんな経験のある広告運用者もいるのではないでしょうか。

この共有予算について、なんとなく知っているけど試したことがないという方がとても多いので、この機会にメリットデメリットを含めてご紹介できればと思います。

キャンペーン予算について

Google広告でキャンペーン予算の管理方法は2つあります。

◆日単位で消化予算を設定して管理
◆共有予算を設定してキャンペーンを包括的に管理

これらの予算管理を利用する上で、それぞれメリットデメリットがあります。

そして、管理方法の変更は簡単に行えるので、ご自身にあった方法を選択していただければと思います。

先ほどもぼやきましたが、入社当初にGoogle広告で危うく予算超過しそうになった時は本当に肝を冷やしました…。

Facebook広告のように月予算で設定できれば、胃が痛くなる思いをしなくて良いのに、と何度も思っていたことは良き思い出です。

それでは、各予算管理について説明していきます。

1日の予算について

まずは、1日の予算についてです。

ほとんどのマーケターが、月額予算から日割りして、1日あたりの予算を算出した上で広告運用しているかと思います。

『1日の予算』とは、1日あたりに使用できる費用の上限を設定して、広告を配信することです。

上限を設定して広告を配信する、とお伝えしましたがこちらの上限に関しては、あくまでおおよその金額です。

インターネットのトラフィックは、日々変動します。そのため Google 広告では、トラフィックが少ない日にあまり広告が表示されなければ、トラフィックの多い別の日に、より多くの広告が表示されます。
Google広告ヘルプ

ふむふむ。つまり、設定した日予算がギリギリなくなりそうになった時に、立て続けに検索が増加し、広告をクリックされるとその分の請求が当然発生するので、日予算内でおさまらないという理屈なのですね。

このようなことから、Google広告では、1日の予算のん2倍の費用までの広告掲載を可能にしているのです。

2倍!?と焦るのも無理がありません。何せ、特に気にしないで広告配信を続けていたら、予定の半分の日数でしか掲載できないのですから。(当たり前)

じゃあ1ヶ月間配信を続けて、毎日予算をオーバーしたらその分保証してくれるのかよ!思いますが、そこはGoogle大先生なのでしっかりと考慮していただけております。

1 日に発生する広告費用は、設定した 1 日の予算を少し上回ったり下回ったりすることがありますが、1 か月の請求期間全体で見ると、1 日の予算の 30.4 日分を超える請求が発生することはありません。
Google広告ヘルプ

はい、無駄に焦らせてしまってすみません。

ただ、基本的にはご自身の目で適宜確認をしながら予算管理することをお勧めします。

特に、月内に予算変更を行う場合はご注意ください!ここまでの内容は「1ヶ月通して日予算の変更をしないで広告配信した」場合に限ります。

途中で予算を変更すると1ヶ月の請求額の上限に適用されなくなりますので、十分ご注意ください!

ひとまず『1日の予算』による管理方法について、一通りご理解いただけたかと思います。

共有予算について

次に『共有予算』について、ご説明します。

広告アカウント内で1つのキャンペーンしか配信していない、といったケースは稀であり、大半が検索広告に加え、ディスプレイや動画の配信など複数のキャンペーンが存在するかと思います。

複雑なアカウント設計になればなるほど、予算管理が煩雑になってきます。

そんな時に共有予算を利用しての管理が大変便利になってきます。

『共有予算』では、設定した日予算を複数のキャンペーンで分配して配信することができます。

例えば…

AとBのキャンペーンがあり、それぞれ日予算1,000円ずつ合計2,000円分の予算分配信する予定でした。
いざ配信するとAは問題なく1,000円分、毎日配信されるが、Bは500円分しか配信されません。

このような場合、最初からAとBに共有予算を利用し2,000円/日で設定することで、配信途中に慌てて予算調整することがなくなります。

キャンペーン2つの管理なんて簡単だろ、と思うかもしれませんが実際はもっと多くのキャンペーンが混在して当たり前(?)なはずです。

そういった時に共有予算は、非常に管理が楽だということを知っていただきたい今日この頃。

各予算管理のメリット・デメリット

予算管理の方法についてまとめましたが、これらを利用する上でもちろんメリット・デメリットがあります。

中途半端な知識で予算管理をすると、目的の本質を見失い、誰も幸せにならない結果となるので、しっかりと知識を蓄え適切な運用を心がけましょう。

【1日の予算】メリット

1日の予算で管理する場合のメリットは、注力したいキャンペーンに優先して配信することができることです。

コンバージョンを多く獲得できているなど、パフォーマンスが良好なキャンペーンに集中して予算を費やすことができます。

【1日の予算】デメリット

逆にデメリットは、四六時中とまではいかなくとも、定期的にアカウントを確認して予算調整を行う手間が発生することでしょう。

キャンペーンの数が多ければ多いだけ、確認にかかる時間や手間が増えてしまいます。

【共有予算】メリット

共有予算を設定するメリットは、複数あるキャンペーンの予算管理が楽になることです。

それぞれのキャンペーンの予算消化具合を見ながら、調整するのはなかなか骨が折れます。

共有予算を設定することで、予算から逆算して調整する毎日からは開放されます。

【共有予算】デメリット

共有予算のデメリットとして、成果の出ているキャンペーンに注力して配信することができなくなる点が挙げられます。

成果が悪いキャンペーンに予算が集中して振り分けられる可能性があるので、こちらは注意しなければいけません。

まとめ

今回は、Google広告の予算管理についてまとめました。

2つの予算管理の仕様、そしてメリット・デメリットを踏まえた上で、どちらを選べば良いいか悩みますよね。

失望させてしまったら申し訳ありませんが、予算管理のベストプラクティスはないです。

こちらに関しては運用担当者のさじ加減としか言えませんが、そもそも共有予算を知らない・設定したことがない!という方が多くいらっしゃるので、まずは実際に触れてみて、使い勝手の良い方法を選択すれば良いと思います。

私も予算管理には苦労したので、この機会に実際に試してみようとひっそりと画策中です。

ABOUT ME
石川和希
ワンクルーズ初の出戻り社員!ワンクルーズ大好き芸人として活動する傍ら、広告運用やらなんやらしてます。三方よしの精神で日々業務に取り組んでいると自負しております!
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運用実績をGoogle社から高く評価され、同社と共同セミナーを開催したり、動画取材やGoogle Partnersスタートハンドブックに掲載される。また、成功事例としてFacebook Businessにも掲載(GoogleとFacebook両社に取り上げられるのは北海道では初)。ネット広告の運用には定評があるため、是非一度お問い合わせ下さい。

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