Facebook(広告)

飲食店のFacebook広告集客ガイド【2026年最新版】

飲食店のスタッフが鉄板ハンバーグ料理をスマートフォンで撮影している様子

「Facebookで飲食店の集客って、今からでもまだ効果があるの?」

「Facebook広告を出したいけど、キャンペーンの目的が前と変わったらしくて選び方がわからない」

「実際にFacebookを使って成果を出している飲食店の事例を知りたい」

飲食店の広告活動を担当していて、のぼりの設置や割引券の配布といった従来の集客方法だけでは、思うように売上や来店数が伸びないとお悩みではありませんか?

ウェブマーケティングで人気のFacebookおよびFacebook広告は、実は飲食店の集客にも非常に向いています。ただし、Facebook広告のキャンペーンの目的の仕組みは2024年以降に大きく変わっており、以前の情報のまま広告を出稿しようとすると、選択肢が見当たらず戸惑ってしまうケースも見られます。

本記事では、2026年9月時点の最新情報をもとに、FacebookおよびFacebook広告を飲食店の集客に活用する方法を解説します。実際の活用事例もあわせて紹介しますので、これから導入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

「Facebookはほとんど使っていなかったし、使いこなすのは難しそう……」と不安な人は、Facebook広告のプロを頼るのが安心です。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

目次
  1. 飲食店の集客にFacebookが向いている理由
  2. 集客の第一歩はFacebookページの作成から
  3. 飲食店がFacebookページで投稿する時のポイント
  4. 投稿だけでは限界がある?Facebook広告を併用するメリット
  5. 【2026年最新】Facebook広告の目的の選び方
  6. 飲食店におすすめのFacebook広告フォーマット
  7. Facebookを活用して集客に成功した飲食店の事例
  8. 飲食店がFacebook広告を始める前に知っておきたい注意点
  9. まとめ
  10. 「飲食店のFacebook広告集客」に関するよくある質問

飲食店の集客にFacebookが向いている理由

Facebookが飲食店の集客に向いているのには、いくつか理由があります。

まず、料理の写真や調理風景といった「見て食欲がわくコンテンツ」との相性のよさです。Facebookは写真・動画を中心にした投稿が自然に受け入れられるプラットフォームであり、味やお店の雰囲気を視覚的に伝えやすいという特性があります。

また、実店舗を持つビジネスにとって心強いのが位置情報を活用したターゲティングです。店舗の周辺エリアに住んでいる、あるいは訪れているユーザーに絞って情報を届けられるため、実際の来店につながりやすい宣伝が可能になります。

さらに、コメントやメッセージ機能を通じて、来店前のユーザーと直接やり取りできる点も見逃せません。予約の相談や当日の空席確認など、電話をかけるほどではない「ちょっとした問い合わせ」を受け止められる窓口として機能します。

集客の第一歩はFacebookページの作成から

Facebookを飲食店の集客に活かしたいなら、まずは自社のFacebookページを作ることから始めましょう。

Facebookページとは、Facebook上で作成できる簡易的なホームページのようなものです。作成すると自社についてのお知らせを投稿したり、ユーザーとメッセージでやり取りしたりできるため、集客活動の土台になります。

FacebookページはFacebookアカウントを持っている人なら誰でも無料で作成できます。Facebook広告を配信するにもページの開設が実質必須のため、これから本格的にFacebookを活用する予定であれば、まず作成しておいて損はありません。

Facebookページでできること

Facebookページでは、営業時間やメニュー、店舗の住所といった基本情報の掲載に加え、テキスト・写真・動画による投稿、ユーザーとのメッセージのやり取りができます。

個人のFacebookアカウントと違い、ページには複数の担当者でアクセスできるほか、投稿ごとの反応(リーチ数・エンゲージメント数など)を確認できる分析機能も備わっています。

開設時に押さえておきたい設定

ページ作成時には、業種に合ったカテゴリの選択、店舗の外観や看板メニューが伝わるプロフィール写真・カバー画像の設定を忘れずに行いましょう。

営業時間や電話番号、住所などの基本情報も、この段階でできるだけ正確に入力しておくと、後からユーザーに問い合わせが来た際の行き違いを防げます。

飲食店がFacebookページで投稿する時のポイント

Facebookページでは、個人のFacebookアカウントと同じくテキストや写真・動画などのコンテンツを投稿できます。ここでは、飲食店が投稿する際に押さえておきたいポイントを解説します。

ユーザーの目を引く写真・動画を用意する

Facebook投稿の写真比較。暗く説明文もないBefore例と、明るく彩りよい写真に来店を促す一言を添えたAfter例

インパクトのある写真や動画を用意して、ユーザーの目を引く投稿を作成しましょう。たとえば、おいしそうな料理の写真や調理の様子がわかる動画があれば、食べるのが好きな人は思わず反応してしまう可能性が高まります。

暗い場所やお皿が半分切れた構図では、せっかくの料理も魅力が伝わりません。明るい場所で、湯気や彩りが伝わるように撮影することを意識してみてください。プロにきれいな写真を撮ってもらうのもよいですし、あえて素人感を残した投稿が反応を集めることもあります。どのようなコンテンツが人気か、投稿ごとの反応を見ながら研究してみましょう。

写真・動画だけで終わらせず、テキストで補足する

特別な理由がない限り、写真・動画のみの投稿は避けてテキストも入力しておきましょう。

記載しておくとよい内容としては、写真・動画についての説明文や来店・予約の方法などが挙げられます。それ以外にも、ホームページのURLを記載しておくと、ユーザーが自社について調べやすくなり効果的です。

来店・予約につながる情報を盛り込む

ユーザーが喜んでくれそうな情報を盛り込み、自社のファンになってもらうのも重要です。たとえば割引キャンペーンや季節限定メニューの紹介など、ユーザーにとって有益な情報であれば反応してもらいやすいでしょう。

「本日◯時から数量限定」「コメントで予約受付中」など、今すぐ行動したくなる一言を添えるのも効果的です。自社ブランドの豆知識などファン向けの投稿も喜んでもらえるコンテンツですが、多用すると新規顧客が楽しめないため注意しましょう。

投稿だけでは限界がある?Facebook広告を併用するメリット

Facebookでの集客方法としては、Facebookページの投稿やユーザーとの交流のほかに、広告の有料配信も代表的な手段です。広告費用はかかるものの、普段の投稿とFacebook広告を併用すると以下のようなメリットがあります。

  1. フォロワー以外のユーザーにも宣伝を行える
  2. 特定のターゲットだけにアプローチできる
  3. 広告パフォーマンスの解析が行いやすくなる
  4. 最適化機能により自動でパフォーマンスを改善できる
  5. 予約や問い合わせの件数を増やせる

投稿を中心とした無料の集客方法と比べて、有料のFacebook広告では多数のユーザーに対して効率的に自社の情報を届けられます。とくに強力なのが機械学習を利用した最適化機能で、自動で広告の配信方法やターゲットを調整し、パフォーマンスを高めてくれます。

Facebook広告を用いない場合、最初のうちはどうしても投稿を見たりコメントをくれたりするユーザーが少ない期間が続きます。一方でFacebook広告なら、フォロワーがいない状態からでもいきなり大勢のユーザーにアプローチできるため、少しでも早く成果を挙げたい場合は併用がおすすめです。

【2026年最新】Facebook広告の目的の選び方

Facebook広告を作成するときは、広告を配信する目的(キャンペーンの目的)を設定する必要があります。以前は「来店数の増加」「リーチ」「トラフィック」「エンゲージメント」「アプリのインストール」などの目的が個別に用意されていましたが、Metaが導入したODAX(成果に基づく広告体験)という仕組みにより、2024年に旧来の目的体系での新規作成が終了し、現在の目的の選び方は以前と変わっています(2026年9月時点)。

現在選べる6つのキャンペーンの目的

Meta広告マネージャのキャンペーン作成画面。認知・トラフィック・エンゲージメント・リード・アプリの宣伝・売上の6つから目的を選択する画面

現在、広告マネージャで選べるキャンペーンの目的は、以下の6つに統合されています。

  • 認知度:できるだけ多くの人に自社を知ってもらいたい場合
  • トラフィック:ホームページなど特定のリンク先への流入を増やしたい場合
  • エンゲージメント:投稿やページへの「いいね!」を増やしたい場合、メッセージでのやり取りを増やしたい場合
  • リード:問い合わせや予約など、見込み顧客の情報を獲得したい場合
  • アプリの宣伝:自社アプリをダウンロードしてほしい場合
  • 売上:オンライン・オフラインを問わず購入や来店といった成果につなげたい場合

適切な目的を選べていないと、最適化がうまくかからなかったり、本来ターゲットでないユーザーにばかり広告が配信されたりしてしまう可能性があります。目的ごとの詳しい仕様は変更されることがあるため、出稿前に広告マネージャ内の説明もあわせてご確認ください。

来店数を増やしたい飲食店が選ぶべき目的

Meta広告マネージャのコンバージョンの場所とパフォーマンスの目標を設定する画面

以前あった『来店数の増加』という独立した目的は、Meta公式の新旧目的対応表により『認知度』に統合されています。実店舗への来店を増やしたい飲食店は、キャンペーン作成時に『認知度』を目的として選び、コンバージョンの場所(最適化目標)として来店・店舗訪問に関連する項目が選べるかどうかを確認してみてください。

どの目的・最適化目標が自店に合うか迷う場合は、複数パターンを少額予算でテストしながら、実際の反応を見て調整していくのがおすすめです。

目的の選び方や設定に不安がある方は、少額予算からプロに相談できる方法もあります。詳しくは弊社のFacebook広告の運用サービスをご覧ください。

飲食店におすすめのFacebook広告フォーマット

Facebook広告を効果的に活用するには、自社ビジネスと相性のよい広告フォーマットを選ぶことも大切です。飲食店の集客に特に向いているものは以下の通りです。

  1. 地域を絞って配信する(旧・近隣エリア広告)
  2. 動画広告
  3. Advantage+ カタログ広告(旧・ダイナミック広告)

ここでは、それぞれの広告について概要を説明します。

地域を絞って配信する(旧・近隣エリア広告)

Meta広告マネージャの地域ターゲティング設定画面。札幌市を中心に半径約17kmの範囲を地図上で指定している例

以前は「近隣エリア広告」という独立した広告メニューがあり、店舗の周辺にいるユーザーに絞って配信できました。現在は独立した目的としては選べなくなっていますが、通常のキャンペーンの中でも地域ターゲティングを設定すれば、店舗周辺のユーザーに絞った配信は引き続き可能とされています。

現在地から店舗までの道順や距離を表示する機能もあわせて利用できるため、実店舗の宣伝に適した設定です。

動画広告

動画広告は、写真の代わりに動画を使ったFacebook広告です。自社の雰囲気や料理の魅力が伝わるような動画が作れれば、ユーザーの興味を引くことができるでしょう。

動画内容としては、店舗や商品のプロモーションビデオ、調理・接客の様子などが考えられます。シンプルな作りで使い勝手がよく、多くの企業が活用しているフォーマットです。

Advantage+ カタログ広告(メニューや商品をカタログ化)

Advantage+ カタログ広告は、複数の商品やサービスを紹介するのに適したフォーマットです。ユーザーの登録情報やウェブサイト上の行動履歴にもとづいて、おすすめする商品、飲食店であれば主にメニューを自動で表示します。

ユーザーの好みに合った関連度の高い内容になるため、パフォーマンスを高めやすい広告です。作成には、Facebook上でカタログを準備したりビジネスポートフォリオ(旧・ビジネスマネージャアカウント)を取得したりする必要があります。

運用でよくあるつまずきポイント

Facebook広告の運用では、配信を始めてすぐは学習期間中でパフォーマンスが安定しなかったり、審査に時間がかかって公開まで数日待つことになったりする場合があります。

また、予算やターゲットを頻繁に変更しすぎると、そのたびに最適化がやり直しになり、かえって成果が出にくくなることもあります。設定後はある程度の期間(1〜2週間程度が目安とされています)は様子を見ながら判断するのがおすすめです。

Facebookを活用して集客に成功した飲食店の事例

ここでは、国内飲食企業が自社の公式プレスリリースで発表している、Facebookをはじめとする公式SNSの活用事例を紹介します。

株式会社イーストン「北海道イタリアン ミアボッカ」
札幌を拠点にイタリアンレストランなどを展開する株式会社イーストンは、公式Facebookページを含む公式チャネルで、看板メニュー『北海道産塩水ウニの冷製スパゲティ』の実績を発信しました。姉妹店累計30万食を突破していた同メニューが、2024年6月からの1カ月で新たに1万食を突破したと発表し、食材のこだわりを直接伝えることで来店時の注文単価向上につなげています。

株式会社物語コーポレーション「丸源ラーメン」
全国にラーメン店を展開する株式会社物語コーポレーションは、2024年4月26日にオープンした『丸源ラーメン 富里店』(千葉県富里市・全国206店舗目)の告知に、公式X・Instagram・Facebookなどの公式SNSを活用しました。新規オープンにあわせて『アプリ入会特典 スタンプ3倍キャンペーン』(〜2024年5月31日)を案内し、新店の認知拡大と自社アプリへの会員登録を同時に後押ししています。

※上記の事例は各社の公式プレスリリース(PR TIMES掲載、執筆時点:2026年9月)に基づいています。成果は各社の自己申告値であり、同様の結果を保証するものではありません。

事例から見える共通の工夫

2つの事例に共通するのは、公式Facebookを含む複数の公式SNSを連携させ、新店舗や看板メニューといった「今伝えるべき情報」を自社の言葉で直接発信している点です。SNS単体で完結させず、公式アプリへの会員登録や来店時の注文につなげる導線とセットで設計されている点も参考になります。

飲食店がFacebook広告を始める前に知っておきたい注意点

Facebook広告を始める前に、押さえておきたい注意点もあります。

まず、広告は出稿してすぐに大きな成果が出るとは限りません。学習期間や審査期間があるため、少額予算で試しながら1〜2週間程度は様子を見る心づもりで始めるのがおすすめです。

また、割引や特典を訴求する際は、実際に提供できる内容や期間を正確に記載しましょう。事実と異なる表現や、根拠のない「必ず」「業界最安」といった断定的な訴求は、景品表示法に抵触するおそれがあるため避ける必要があります。

そのほか、Facebookの仕様やキャンペーンの目的は今後も変更される可能性があります。本記事の内容も定期的に見直しつつ、出稿の際は広告マネージャ内の最新情報もあわせて確認することをおすすめします。

「広告費がかかるし、失敗はしたくない」という方は、実際に運用を任せている企業の声を見てみるのも一つの方法です。弊社のお客様の声もあわせてご覧ください。

まとめ

本記事では、「飲食店がFacebook・Facebook広告で集客する方法」というテーマで、以下の内容について解説しました。

  • 飲食店の集客にFacebookが向いている理由
  • Facebookページの作成方法と投稿のポイント
  • Facebook広告を併用するメリット
  • 【2026年最新】Facebook広告の目的の選び方
  • 飲食店におすすめのFacebook広告フォーマット
  • Facebookを活用した飲食店の事例と始める前の注意点

Facebookは無料・有料を問わずビジネス向けの機能が備わっており、飲食店の集客にも適したSNSです。広告費はかかりますが、集客を始めた直後でも成果を挙げやすいのが強みですので、投稿とあわせてFacebook広告の活用もぜひ検討してみてください。自社での運用に不安がある場合は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

「飲食店のFacebook広告集客」に関するよくある質問

飲食店がFacebook広告を始めるのに、いくらくらいの予算が必要ですか?

Facebook広告は少額の予算から出稿できます。まずは無理のない範囲で試し、反応を見ながら予算を調整していくのがおすすめです。具体的な目安は店舗の規模や目的によって異なるため、迷う場合は運用のプロに相談してみるのもよいでしょう。

Facebook広告とInstagram広告、飲食店にはどちらが向いていますか?

どちらも同じ広告マネージャから配信でき、配信面として両方を選ぶことも可能です。年齢層の高い顧客層にはFacebook、より若い層にはInstagramが強い傾向があるとされていますが、自店の顧客層に合わせて両方試しながら比較するのがおすすめです。

Facebookページの投稿だけでも集客効果はありますか?

投稿だけでも一定の効果は見込めますが、フォロワーが少ないうちは反応が限定的になりがちです。早めに成果を出したい場合は、投稿とあわせてFacebook広告を併用する方法をおすすめします。

Facebook広告の「目的」はどれを選べばいいですか?

来店数を増やしたい場合は、『認知度』の目的を選んだうえで、来店促進に関連する最適化目標(コンバージョンの場所)を選ぶのが基本です。迷う場合は、複数のパターンを少額予算でテストしながら反応を確認するとよいでしょう。

広告運用を自分でやる自信がない場合、どうすればいいですか?

設定や目的の選び方に不安がある場合は、無理に自己流で進めず、運用代行サービスに相談する方法もあります。少額予算から依頼できるサービスもあるため、まずは気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

※本記事の情報は執筆時点(2026年9月時点)のものです。Facebook広告のキャンペーンの目的や仕様は変更される場合がありますので、最新の情報は必ずMeta公式ヘルプセンターでご確認ください。

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