
Meta広告の管理画面を開くと、費用の内訳にInstagramとFacebookが並んでいる。Facebookにも費用がかかっているけれど、本当に必要なのか。Instagramだけに絞ったほうがよいのではないか。広告を自社で運用している担当者の方から、こうした相談をよくいただきます。
- InstagramとFacebookのどちらに予算をかけるべきか、判断の基準がない
- Facebookの費用が無駄になっていないか、確かめ方が分からない
- 配置(フィード・ストーリーズ・リールなど)が自動のままで、どこで成果が出ているのか見えていない
この悩みを解く鍵は、「媒体」ではなく、「配置」ごとの数字を見ることです。費用の配分の目安は、すぐ下の結論にまとめました。
この記事では、弊社の住宅広告の運用実績をもとに、次のことをお伝えします。
- InstagramとFacebookの違いは「媒体」ではなく「配置」であること
- 費用・クリック単価・獲得で比べたときの、2つの傾向の違い
- 事例3件:配置を見直して判断した住宅会社(獲得が伸びなかった案件も含みます)
- Facebookを使うか外すかの判断と、配分の見直し手順
先に結論:Instagramを主軸に、Facebookは1〜2割から試して獲得で見直す
- InstagramとFacebookは、同じMeta広告の管理画面で配信する。比べるのは「媒体」ではなく、フィード・ストーリーズ・リールなどの「配置」ごとの費用・クリック単価・獲得。自社の内訳を配置別に出して、まず表に並べる
- クリック単価は、弊社の住宅案件の約6割でInstagramが低く、獲得が出た案件の割合もInstagramが高い(19件中17件、Facebookは7件)。Facebookを3割以上配分している場合は、まず2割に近づけて、獲得が減らないかを1か月見る
- 2つの媒体で配信するなら、Facebookは費用の1〜2割で始める。獲得1件あたりの費用は、19件全体で2つに大きな差がない。月単位で獲得を見て、続けるか絞るかを決める
- 配置別の数字は、獲得が数件のうちは配分を変えない。獲得がたまってから、変更は1つずつ行う
「InstagramとFacebookの配分を、実績の数字と見比べて決めたい」という人は、住宅会社様の広告事例をまとめた資料を、無料でダウンロードできます。自社の配信と見比べる材料にしてください。
InstagramとFacebookは同じMeta広告。違いは「配置」
1つの管理画面で、両方に配信できる
InstagramとFacebookの広告は、どちらもMetaの広告マネージャで作り、1つの広告セットで両方に配信できます。配信する面(配置)を、Metaが自動で選ぶ「自動配置」にするか、自分で選ぶ「手動配置」にするかを決めます。自動配置は、成果が出やすい配置にMetaが費用を寄せる仕組みです(Metaの呼び名はAdvantage+配置。2026年10月時点)。自動配置のままだと、費用がどの配置にどれだけ使われたかを、配信後に自分で確かめる必要があります。
Instagram広告の基本は、Instagram広告のメリットとは?効果的な運用法も解説で解説しています。管理画面の操作に慣れている方は、この記事では配置の使い分けに絞って読み進めてください。
見学会の来場予約を集める配信全体の進め方は、住宅見学会の集客を増やすInstagram広告のコツで解説しています。
住宅広告でよく使う配置:フィード・ストーリーズ・リール
配置ごとの見え方が違うため、同じ広告でも成果が変わります。住宅の広告でよく使う配置は次のとおりです。
| 配置 | 見え方 | 住宅広告での使いどころ |
|---|---|---|
| フィード | 投稿の流れの中に表示される。画像や文字を使って、情報を載せやすい | 外観・間取り・イベントの日時と特典を伝える |
| ストーリーズ | 縦長の画面いっぱいに表示される | 見学会の開催前など、短い期間の訴求 |
| リール | 縦長の短い動画の流れの中に表示される | モデルハウスの動画で、住まいの雰囲気を伝える |
| Facebookの配置 | Facebookのフィード・ストーリーズ・リールなどにも表示される | Instagramと同じ素材を使い、費用の一部を回す |
※配置の名称や仕様は変更されることがあります。最新の情報は、Metaの公式ヘルプでご確認ください。
ストーリーズ広告の特徴はInstagramストーリーズ広告の出し方と効果的な設定方法、リールの基本はインスタのリールとは?作り方からストーリーズとの違い、メリットなど活用のコツを紹介で説明しています。この記事では、これらの配置を実績の数字で比べます。
弊社の住宅広告で見えた、InstagramとFacebookの違い
弊社が運用した住宅会社の広告のうち、InstagramとFacebookの両方に配信し、配置別の費用とクリックを確認できた76件を集計しました。まず、費用の配分とクリック単価(クリック1回あたりの広告費)の違いです。
集計の方法
- 対象:弊社が運用した住宅会社の広告の運用レポート927件のうち、FacebookまたはInstagramに配信した822件の中で、InstagramとFacebookの両方の費用とクリック数を配置別に確認できた76件(2025年41件、2024年30件、2023年・2026年各2件、配信年が不明1件)。Meta広告の配信全体の約9%にあたり、弊社の配信全体を代表する数字ではありません
- 獲得まで比べた件数:76件のうち、両方の獲得数を確認できた19件。獲得の中身(来場予約・資料請求・問合せなど)は案件ごとに違う
- 地域:北海道の案件が大半です。ほかの地域でも同じ傾向になるとは限らないため、自社のエリアの数字と見比べる基準として使ってください
- 偏り:InstagramとFacebookの両方に配信し、配置別の数字を出している案件だけが対象。Facebookに配信していない案件は含まれない
- ほかの記事との違い:テーマごとのほかの記事の基準(Meta広告を配信した住宅案件のうち、CPAの記載がある554件の中央値 約4万円、真ん中の半数は約2.4〜8.7万円)とは対象が違う。この記事の数字は、両方に配信した案件だけの集計
- 参考値:1案件あたりの獲得は数件にとどまる。獲得の数字は参考値
費用の約23%がFacebook。半分近く配分する案件もある
76件の費用を合計すると、Instagramが約77%、Facebookが約23%でした。案件ごとに見ると、Facebookの割合の中央値は約18%で、2割以下の案件が44件、4割以上の案件が18件でした。
| 費用の割合(76件の合計) | 約77% | 約23% |
弊社の住宅広告では、Facebookは費用の約2割にとどまる配信が多いと見ることができます。自社の広告でも、Facebookに費用がどれだけ回っているかを、まず確かめてください。
この割合の見方と、自社での配分の決め方は、後半の「Facebookを使うか外すかの判断と、配分の見直し手順」で説明します。
クリック単価はInstagramが低い案件が多い
クリック単価は、全体ではInstagramが約196円、Facebookが約216円です。Facebookのクリック単価が約31円と極端に低かった1件(事例2)を除くと、約195円と約241円で、Facebookが約2割高くなります。案件ごとに見ても、Instagramのほうが低い案件が76件中49件(約64%)ありました。
| クリック単価(費用の合計÷クリック数の合計) | 約196円 | 約216円 |
| クリック単価が低かった案件の割合 | 約64%(76件中49件) | 約36%(76件中27件) |
費用の配分が近い案件(Facebookが4〜6割)17件では、15件でInstagramのクリック単価が低く、合計では約251円と約309円でした。Facebookを3割より多く配分していた22件でも、19件でInstagramのクリック単価が低くなっています。Facebookに多く配分している場合は、配置別にクリック単価を見て、見直しを検討してください。
獲得1件あたりの費用は、2つで同水準だった
獲得まで比べられた19件では、獲得が1件以上あった案件が、Instagramは17件、Facebookは7件でした。Facebookは19件中12件が獲得0です。ただし、Facebookの費用は19件の合計で約18%と少なく、獲得が出にくいのは費用が少ないことも影響しています。
獲得1件あたりの費用(費用の合計÷獲得の合計)は、19件全体で、Instagramが約5.1万円、Facebookが約4.7万円と、ほぼ同水準でした。InstagramとFacebookの両方に獲得があった7件に絞ると、Instagramが約4.1万円、Facebookが約1.9万円とFacebookが低くなりますが、獲得が出た案件だけを選んだ数字なので、Facebookに有利に出ます。
| 獲得が1件以上あった案件の割合 | 約89%(19件中17件) | 約37%(19件中7件) |
| 獲得1件あたりの費用(19件全体) | 約5.1万円 | 約4.7万円 |
| 同・両方に獲得があった7件に絞った場合 | 約4.1万円 | 約1.9万円 |
※両方に獲得があった案件があるため、2つの割合を足しても100%にはなりません。
各媒体の獲得は1〜数件で、1件の差で数字が変わります。「Facebookのほうが効率がよい」という結論ではなく、「獲得が出る案件がある」と読んでください。
現場の見立て
2つの媒体で配信するなら、Facebookは費用の1〜2割で続けて、Instagramと比べるのがよいと私たちは見ています。理由は2つあります。
1つ目は、獲得0の案件が多くても、費用が少ないために件数が出ていないだけの可能性があるからです。
2つ目は、獲得1件あたりの費用が、19件全体でFacebook約4.7万円、Instagram約5.1万円と同水準で、Facebookが特に高いわけではなかったからです。月単位で獲得とクリック単価をInstagramと並べ、後半の「絞る・外す判断の基準」に当てはまったら、配分を減らしてください。
Instagramの中でも、配置で差が出る
Instagramの中でも、配置によってクリック単価が違います。配置別に費用とクリックを確認できた案件の合計では、次のとおりでした(Facebookに配信していない案件も含むため、上の76件の全体のクリック単価とは対象が異なります)。
| 配置(Instagram) | 案件数 | 費用の合計 | クリック単価 |
|---|---|---|---|
| フィード | 69件 | 約501万円 | 約232円 |
| ストーリーズ | 70件 | 約580万円 | 約202円 |
| リール | 16件 | 約59万円 | 約298円 |
※案件数は、その配置の費用とクリックを確認できた件数。獲得まで比べられる精度の数字は取れなかったため、クリック単価のみ。
クリック単価だけを見ると、ストーリーズが低く、リールは高めです。ただ、クリックが安いことと獲得が出ることは別です。次の事例のように、配置によって獲得の出方は大きく違います。
事例:配置を見直して判断した住宅会社
事例の読み方
- いずれもInstagramとFacebookの両方に配信した広告の事例で、クライアントが特定されないよう、地域・予算・時期をぼかしています。3件とも北海道の案件です
- 獲得が順調だった事例だけではありません。獲得1件あたりの費用は、事例2はMeta広告を配信した住宅案件の中央値(約4万円、真ん中の半数は約2.4〜8.7万円)より低く、事例1はその幅の上限近く、事例3は幅を大きく上回っています。自社の数字と比べるときは、この中央値と幅を基準にしてください
- 予算は広告の配信費だけの金額です(運用の手数料や制作費は含みません)
- 獲得の中身(来場予約・資料請求など)は案件ごとに違います。配置別の獲得は1〜数件で、参考値として読んでください
事例1:北海道道東エリアの住宅会社G社(Meta広告の予算20〜30万円・約4週間)
2025年7月に約4週間、見学会の来場予約を目的にInstagramとFacebookへ配信しました。来場予約は合計3件で、1件あたり約8.3万円。ストーリーズで来場予約が出た一方、フィードは費用が最も大きいのに0件でした。
| 配置 | 費用 | クリック単価 | 来場予約 |
|---|---|---|---|
| Instagram ストーリーズ | 約9.7万円 | 約330円 | 2件 |
| Instagram フィード | 約10.6万円 | 約710円 | 0件 |
| Facebook フィード | 約3.9万円 | 約690円 | 1件 |
※表は主な配置のみです。発見タブなどにも少額を使っているため、表の費用を足してもMeta全体の費用(獲得単価の計算に使った額)にはなりません。
Instagramのフィードは費用が最も大きいのに、来場予約は0件でした。Facebookは費用が全体の約16%と少ないのに、来場予約が1件出ています。1件あたりに直すと、ストーリーズが約4.8万円、Facebookのフィードが約3.9万円で、費用が最も大きいフィードだけが獲得につながっていませんでした。
現場の見立て
この事例の配置別の数字を見たとき、私たちは「フィードの費用をストーリーズとFacebookに寄せる」判断をします。ただし、来場予約が数件の段階なので、一度に大きくは動かしません。フィードを0にするのではなく、半分ほどに減らして、次の配信で来場予約の出方を見てください。
事例2:札幌市の住宅会社H社(Meta広告の予算12〜18万円・約1か月)
2025年8月に約1か月、来場予約と資料請求を目的に配信しました。獲得は合計5件(来場予約4件・資料請求1件)で、1件あたり約3万円でした。この事例では、Facebookの獲得のほうが、Instagramより多く出ています。
| 配置 | 費用 | クリック単価 | 獲得(来場予約と資料請求の合計) |
|---|---|---|---|
| Instagram ストーリーズ | 約5.0万円 | 約330円 | 2件 |
| Instagram フィード | 約3.8万円 | 約380円 | 0件 |
| Instagram リール | 約1.7万円 | 約240円 | 0件 |
| Facebook リール | 約2.1万円 | 約16円 | 2件 |
| Facebook フィード | 約2.1万円 | 約475円 | 1件 |
費用の約7割を使ったInstagramの獲得は2件、費用の約3割のFacebookの獲得は3件でした。特にFacebookのリールは、クリック単価が約16円と極端に低く、獲得も2件出ています。
現場の見立て
Facebookのリールのクリック単価16円は、弊社の案件の中でも例外的に低い数字で、同じ結果になるとは考えていません。ただ、Instagram向けに作ったリール用の動画があるなら、Facebookのリールにも少額で出してみる価値はあります。私たちなら、Facebookの費用の中でリールに2〜3割を当て、2〜4週間後にクリック単価と獲得をInstagramのリールと並べて見ます。
事例3:札幌圏の住宅会社I社(Meta広告の予算30〜50万円・約2週間)
2025年8月に約2週間、Metaに30〜50万円を使いました。この事例は獲得が伸びなかった案件で、Meta全体で獲得は2件、獲得単価はMeta広告の住宅案件の中央値(約4万円)の約5倍でした。Instagramのフィードと、Facebookのフィードに、費用をほぼ半分ずつ配分しています。
| 配置 | 費用 | クリック単価 | 獲得 |
|---|---|---|---|
| Instagram フィード | 約18万円 | 約1,250円 | 2件 |
| Facebook フィード | 約17万円 | 約1,950円 | 0件 |
※表はフィードのみです。獲得単価は、フィード以外の配置を含むMeta全体の費用÷獲得2件で計算しています。
同じフィードでも、Facebookのクリック単価はInstagramの約1.6倍で、獲得は0件でした。費用が半々でも、獲得が出たのはInstagramだけです。
現場の見立て
この事例で配分を半々にしたこと自体は、検証としては間違いではありません。ただ、約2週間で獲得が数件の段階では、Facebookの0件を結論にしないでください。私たちなら、次の配信でFacebookを1〜2割に減らし、浮いた費用をInstagramのストーリーズなど別の配置に回して、数字の変化を見ます。
※弊社が運用した広告の実績をもとに、クライアントが特定されないよう一部の情報をぼかして掲載しています。成果は地域・時期・予算などの条件によって異なり、同様の結果を保証するものではありません。
「自社の配置別の数字を見て、配分を見直したい」という人は、住宅会社様の広告事例をまとめた資料(無料)を、自社の配信と見比べる材料にしてください。
Facebookを使うか外すかの判断と、配分の見直し手順
Facebookが向く場面
Facebookが向くのは、Instagram向けに作った素材を、少額で追加できる場面です。たとえば、リール用の動画があるなら、Facebookのリールにも出して比べられます。弊社の案件でも、Facebookに獲得が出たのは、両方に配信して獲得を比べられた19件のうち7件で、事例2ではFacebookのリールで獲得が2件出ています(Facebookに回した費用は全体の3割以下)。
現場の見立て
Facebookで獲得が出る理由は、素材との相性や、見ている人の年代・エリアの違いにあると、私たちは見ています。Instagramでは反応が少なかった素材が、Facebookで獲得につながることもあるためです。自社で確かめるときは、同じ素材をInstagramとFacebookの両方に出し、同じ期間の獲得を比べてください。
Facebook向けの素材の作り方は、【徹底解説】Facebook広告のクリエイティブ作成のコツで解説しています(2023年公開の記事のため、画面の名称は変更されている場合があります)。
外観・内観・動画など、素材ごとの比べ方は、住宅広告のバナー|反応が良い画像・動画の傾向と比べ方の記事で解説しています。
絞る・外す判断の基準
配分が3割以上のときは、次の「配分の見直し手順」のとおり、まず2割に近づけます。2割前後からは、次の2つの条件がそろったときに、私たちはFacebookの配分を減らします。
- 月単位で見て、Facebookの獲得が0件の月が続いている
- Facebookのクリック単価が、同じ配置のInstagramよりも高い
どちらかだけなら、外さずに様子を見ます。費用が少ない月は、獲得0が続いても自然だからです。外すときも、一度に0にせず、半分に減らして1か月見てください。
配分の見直し手順
- 配置別の内訳を出す:広告マネージャの内訳から、配置別の費用・クリック数・獲得を出します(画面の名称は変更される場合があります)
- 表に並べる:InstagramとFacebookの、配置ごとの費用・クリック単価・獲得を1枚の表にします。この記事の事例の表と同じ形です
- 配分を決める:初期は、Instagramを8〜9割、Facebookを1〜2割にします。獲得が出ている配置があれば、そこへ寄せてください
- 変更は1つずつ:配分を変えたら、同じ期間で前後を比べます。複数の設定を同時に変えると、何が効いたか分かりません
- 獲得がたまってから見直す:獲得が数件のうちは配分を変えず、1か月単位で数字を見てください
現場の見立て
1〜2割からにしているのには、2つの理由があります。
1つ目は、費用が少なすぎると、獲得が出ているか判断できないためです。弊社の案件でも、Facebookの獲得は19件中12件が0件でした。
2つ目は、増やしすぎると、クリック単価の高い配置に費用が回るためです。Facebookが4〜6割の17件のうち、15件でFacebookのクリック単価がInstagramより高くなっていました。
この間で、判断できる最小限の費用に近いのが1〜2割です。データから算出した数字ではなく、現場の判断です。今の配分が3割以上なら、まず2割に近づけて、獲得が減らないかを1か月見てください。
自社で続けるか、任せるか
ここまでの見直しは、自社運用でも十分にできます。配置別の内訳を出して表にするだけで、判断の材料がそろいます。一方で、獲得が数件にとどまる予算の中で、配置・素材・エリアを同時に比べるのは負担が大きくなります。配置の検証や計測の整備まで手が回らない場合は、運用を任せるのも一つの方法です。
「InstagramとFacebookの配分を、実績をもとに見直したい」という人は、住宅会社様の広告事例をまとめた資料(無料)をダウンロードして、自社の配信を見直す材料にしてください。
まとめ
InstagramとFacebookの比べ方と、配分の決め方をまとめます。
- 弊社の住宅広告76件では、Facebookは費用の約23%。クリック単価はInstagramが低い案件が約64%
- 獲得1件あたりの費用は、19件全体でInstagram約5.1万円、Facebook約4.7万円と同水準(参考値)
- 比べる単位は媒体ではなく配置。配置別の内訳を出して、獲得で見る
- 初期はInstagramを8〜9割、Facebookを1〜2割。月単位で獲得を見て、続けるか絞るかを決める
- 変更は1つずつ。獲得が数件のうちは配分を変えない
次にやることは、自社の広告の配置別の内訳を出すことです。Instagramの運用全般は、Instagram広告のメリットとは?効果的な運用法も解説もあわせて読んでください。
住宅のWEB広告全体の獲得単価の目安や、テーマごとの見直し方は、工務店のWEB広告ガイドでまとめています。
「Instagram広告とFacebook広告」に関するよくある質問
住宅広告はInstagramだけでも大丈夫ですか?
Instagramだけでも運用できます。弊社の案件でも、費用の約8割がInstagramです。ただ、事例2のようにFacebookに獲得が出る案件があるため、費用の1〜2割で試して、獲得を見て続けるか決めることをおすすめします。
Facebookの広告費は、どのくらい残すべきですか?
初期は費用の1〜2割がおすすめです。弊社の76件では、Facebookの割合の中央値は約18%でした。これは実態の数字で、最適な割合を示すものではありません。獲得とクリック単価を月単位で見て、増やすか絞るかを決めてください。
配置は自動に任せてよいですか?手動で選ぶべきですか?
初期は自動配置でも構いません。ただし、自動配置は費用の配分をMetaが決めるため、配信後に配置別の内訳を必ず確認してください。費用が大きいのに獲得が0件の配置が続くときは、手動配置でその配置を外すことを検討します。外すときは一度に0にせず、減らして様子を見てください。
ストーリーズとフィードはどちらを優先しますか?
どちらか一方に決めず、両方で配信し、獲得で比べてください。弊社の案件では、クリック単価はストーリーズが約202円、フィードが約232円でしたが、獲得の出方は事例のように案件ごとに違います。クリック単価ではなく、獲得1件あたりの費用で比べるのがおすすめです。
配置別の数字は、どのくらいたまってから見直すべきですか?
目安は、配信1か月分の数字がたまってからです。獲得が数件のうちは、1〜2件の差で順位が入れ替わるため、配分を変えないでください。1か月分をまとめて見て、同じ傾向が続くかを確かめてから、変更は1つずつ行ってください。
集計の詳細
集計の詳細
- 配置別の抜き出し:運用レポートの配置別の記載から、費用・クリック数・獲得数を読み取った。InstagramとFacebookの合計の記載がある場合はそれを使い、ない場合は配置別の数字を足した
- クリック単価:案件ごとの費用の合計÷クリック数の合計。1件(Facebook全体のクリック単価が約31円と極端に低い案件。事例2)を除くと、Instagram 約195円、Facebook 約241円
- 獲得1件あたりの費用:両方に獲得があった7件は、各媒体の費用の合計÷獲得数の合計。19件全体では、Instagram 約5.1万円、Facebook 約4.7万円
- Instagramの配置別:フィード・ストーリーズ・リールの費用とクリック数を確認できた案件の合計(発見タブは除く)。Facebookに配信していない案件や、InstagramとFacebookの両方の数字が取れなかった案件も含むため、上の76件の全体のクリック単価(約196円)とは一致しない
- 集計時点:2026年10月時点で一覧化できた運用レポート
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は必ず各公式サイト・公的機関でご確認ください。
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