Facebook(運用)

Facebookのインスタント記事とは?現状や設定方法を解説

Facebookで作成できる「インスタント記事」という記事を知っていますか?

インスタント記事とは、Webサイトの記事を早く読み込むことができるHTMLドキュメントです。

この記事では、Facebookのインスタント記事について、現状や設定方法を解説します。

インスタント記事を利用すれば、ユーザーにWebサイトの記事をクリックしてもらった際により早く表示できるので、記事の直帰率が下がる期待もできますよ!

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Facebookのインスタント記事とは

Facebookでシェアされている記事をクリックした際に、「記事を読み込むのが遅いなぁ」と感じたことはありませんか?中には記事を読み込むのが遅くて、やっぱり読むのを辞めてしまったという人もいるのではないでしょうか。

Facebookのインスタント記事は、パブリッシャーが独自のWebサイト向けに作成した記事を今までより早く読み込んでくれるツールです。Facebookのモバイルアプリで写真やビデオを素早く読み込むのと同じ技術を使うことで、通常の読み込み時間よりも早く読み込むことができます。

同一内容のモバイルウェブ記事に比べ、平均してiOSで30%以上、Androidで50%以上トラフィックが多くなり、読み込み時間が短いぶん、新興市場や低速接続環境のオーディエンスでもアクセスしやすいという利点もあります。
(参考:インスタント記事を使ったコンテンツの配信と収益化

Facebookでの表示のされ方は通常と変わらず、インスタント記事をFacebookに投稿すると、通常の記事と同様に記事へのリンクがシェアされ、Facebookで閲覧可能な読者にはインスタント記事として表示されます。

Facebookでのニュースフィードの記事が表示される順番(ランク付け)は、ユーザーがアクションを実行した回数や閲覧時の滞在時間など様々な要素に基づいて決定されています。インスタント記事のニュースフィードでのランク付けは、モバイルサイトに表示される通常の記事と同じ基準で決められるため、インスタント記事にしたからといってランク付けで不利になることはありません

Facebookインスタント記事の現状は?

Facebook社は2020年12月15日、同社が長く提供しているこのモバイルコンテンツフォーマットが成長していることを示す統計データと今後の計画を発表しました。要点は以下の通りです。

  • インスタント記事のRPM(インプレッション収益)は、米国とカナダでこのフォーマットを利用しているトップ100のパブリッシャーで前年比48%の増加となった。世界のトップ500のパブリッシャーでも、前年から27%増加した。
  • インスタント記事を利用するパブリッシャーの数は今年に入って増えており、5700社以上のパブリッシャーが利用を開始または再開した。
  • 世界全体では、およそ5万件のFacebookページがインスタント記事を利用している。
  • 今年にはさらに多くの機能を開発する計画があり、これにはより高度な動画広告機能や分析機能も含まれている。

インスタント記事フォーマットを利用しているパブリッシャーの幹部によると、インスタント記事で実際に見られたCPMは前年比で10%ほど上昇したそうです。同幹部は需要が急増した理由として、広告支出が増えることの多い年末であることに加え、選挙関連の政治広告支出が多かったことが考えられると指摘していました。

今後日本でもインスタント記事を利用する企業が増えそうですね。

参考:FB インスタント記事が復活の兆し、ここ半年で収益が増加:要点まとめ

インスタント記事を設定する方法

インスタント記事を設定する方法を紹介します。手順は以下の通りです。

  1. 登録
  2. スタイルを作成する
  3. 記事をインポートする
  4. サイトに接続する
  5. 審査用に10件の記事を送信する
  6. シェアを開始する

登録

まず、こちらからインスタント記事の管理に使用するFacebookページを選択します。Facebookページ上部の「投稿ツール」をクリックすると「インスタント記事」の項目が表示されるようになるので、インスタント記事の「ツール」を使用して公開できるように設定します。

スタイルを作成する

新しいデザインスタイルを作成して、インスタント記事のデザインや操作性をカスタマイズします。スタイルを作成したり、修正したりするには「投稿ツール」「設定」に移動し、下へスクロールして「スタイル」を使用します。

審査の申請には、すべての記事に表示するロゴをアップロードする必要があります。そのため、ロゴがない場合は事前に作成しておきましょう

記事をインポートする

Facebookに記事をインポートし、インスタント記事に変換する設定を行います。変換する方法は3つあるので、自社にあった方法で設定してください。

  1. WordPressプラグインなどの投稿ツールを使用する
  2. Instant Articles APIを使用する
  3. RSSフィードを経由する

WordPressプラグインなどの投稿ツールを使用する

WordPressやDrupalなどのサードパーティの公開プラットフォームを使用する場合は、「Instant Articles for WP」というプラグインを使用すると設定が簡単です。

Instant Articles APIまたはRSSフィードを使用する

開発者チームがある場合や独自のコンテンツ管理システム(CMS)を使用する場合は、Instant Articles APIを使用するか、専用のRSSフィードを作成してください。

APIを使用する場合はCMS経由で記事を管理し、エラーや警告を瞬時に受信できます。一方でRSSフィードを使用する場合は、Facebookが数時間に1回フィードから記事を抽出します。また、記事を削除したり、エラーや警告を表示したりするには、Facebookページの「投稿ツール」からの確認が必要です。

サイトに接続する

記事をインスタント記事に変換するためにサイトを認証します。

「投稿ツール」「設定」を選択したら、下へスクロールして「サイトに接続」をクリックし、サイトURLを登録してコードを取得してください。

WordPressのプラグインを使う場合は、プラグインを設定する際のURL入力によってサイトに接続されます。

FacebookのAPIまたはRSSフィードを使用する場合は、WebサイトのHTMLにコードを追加する必要があります。「サイトに接続」で表示されたコードを<head>~<head>内に埋め込んでください。

審査用に10件の記事を送信する

新規のパブリッシャーは、インスタント記事を公開する前にFacebookによる承認を受けなければいけません。すべてのパブリッシャーがFacebookのコンテンツガイドラインパートナー収益化ポリシーに従っているかどうかを確認するために、手動でコンテンツの審査が行われます。

申請前に「申請チェックリスト」を参照し、漏れがないか確認しましょう。

審査を受ける際は審査用の記事を10件用意し、「設定」に移動して「ステップ2」「審査を申請する」をクリックします。審査は3~5営業日かかります。

シェアを開始する

Facebookからインスタント記事の承認を受けたら記事をシェアしましょう。

インスタント記事も通常の投稿を公開するときと同様に配信できます。

もっと詳細な使い方を知りたい場合は、投稿ツールのインスタント記事: クイックスタートガイドをご覧ください。

弊社ではFacebook広告以外にもGoogle広告やInstagram広告の運用サービスも行っています。ご依頼いただいているお客様の声(インタビュー)ページもありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

インスタント記事で成功した事例とは

少し前の事例になりますが、インスタント記事で成功した事例を紹介したいと思います。

New York Timesが2015年11月9日~12日にかけて投稿したインスタント記事に対して、同社がそれまでに投稿したリンク投稿とのエンゲージメント実績をNewsWhip社が独自に比較したところ、インスタント記事の方が圧倒的なエンゲージメント(投稿へのシェア、コメント、いいね!)率の高さがあったと報告しています。

具体的には、いいね!数は2.5倍、投稿シェア数は3.5倍、コメント数は5.5倍にもなったとのことです。

ユーザーのエンゲージメント率が向上したシンプルかつ一番の要因として、インスタント記事はリンク投稿と比較すると10倍以上の速さで記事内容を確認でき、かつそのままFacebook上でエンゲージメントに移れることが挙げられます。

参考:FacebookのInstant Articles(インスタント記事)が日本でも提供開始

まとめ

Facebookのインスタント記事について、現状や設定方法を解説しました。

インスタント記事はあまりメジャーではないので知らなかった方もいるかもしれませんが、平均してiOSで30%以上、Androidで50%以上トラフィックが多くなるというデータもあります。

世界的に使っている企業も増えていますので、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね!

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