TikTok(運用)

TikTok広告のサイズ・規格を徹底解説|クリエイティブ作成時のポイントも

15秒から60秒の短い動画を撮影し、音楽やフィルターを追加して投稿することができる動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。短時間での情報収集やコンテンツ消費が可能なアプリケーションとして、多くのユーザーから支持されています。

その人気に伴い、TikTok広告を利用する企業や店舗も増えています。しかし中には、「TikTok広告を出稿したいけど広告のサイズが分からない」「TikTok広告のクリエイティブを作成する際の注意点が知りたい」などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、TikTok動画広告のサイズや規格について詳しく解説!クリエイティブ作成のポイントも紹介しますので、TikTok広告の出稿を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

「TikTokを使って今すぐ集客したい」という場合、TikTok広告を配信するのがおすすめです。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。

TikTok広告の種類

ひとことに「TikTok広告」といっても、主に以下の3つの種類があります。

  • インフィード広告
  • 起動画面広告
  • ハッシュタグチャレンジ

それぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。

インフィード広告

インフィード広告とは、TikTokのフィード内に表示される5秒から15秒程度の動画広告のこと。ユーザーがフィードをスクロールしている際に、自然な形で広告が表示され、広告をクリックすると詳細ページに移動する仕組みになっています。

「広告っぽさ」が少なく、ユーザーからのいいねやコメントを受け取りやすいのがインフィード広告のメリット。キャプションやハッシュタグなどに、動画の詳細や商品情報に関するテキストを追加することができるのも特徴です。

起動画面広告

起動画面広告は、TikTokを起動した際に最初に表示される広告です。TikTokを起動したユーザーには必ずアプローチできるため、認知度を高めたい企業や店舗におすすめの広告といえるでしょう。通常の投稿に紛れ込むことがないため、インパクトを与えることもできます。

ただし、起動画面広告は1日1社のみしか配信できないため、広告枠の競争率が高く、費用も高額になりがちというデメリットがあります。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジは、TikTok上での課題や挑戦をハッシュタグをつけて共有するイベント型の広告のことです。企業側が自社の商品やサービスと関連したハッシュタグチャレンジを用意し、ユーザーが投稿したハッシュタグ付きの動画を広告として配信することができます。

ユーザー参加型のためエンゲージメント率が高いこと、そしてTikTok上でのバイラル効果を狙えることが、ハッシュタグチャレンジの特徴。「バズリ」を生み出したい店舗やブランドにとって非常に魅力的な広告手法の1つです。

TikTok広告の種類一覧|種類別の成功事例や運用の注意点も解説フォロワー獲得や売上アップが目指せる「TikTok広告」。5つの種類があり、広告の目的や予算をもとに選ぶことが重要です。本記事では、TikTok広告の種類とそれぞれの特徴・費用相場などを解説します。 ...

TikTok動画広告の規格・サイズ

TikTok広告の規格・サイズは、以下のように定められています。

サイズ(アクセプト比)
  • 9:16(縦型)
  • 1:1(正方形)
  • 16:9(横型)
解像度(推奨ピクセル)
  • 縦型:540×960px以上
  • 正方形:640×640px以上
  • 横型:960×540px以上
ファイルサイズ 500MB以内
動画形式(フォーマット)
  • .mp4
  • .mov
  • .mpeg
  • .3gp
  • .avi
動画の長さ 5〜60秒

(9〜15秒の短い動画推奨)

TikTok広告では、「9:16(縦型)」「1:1(正方形)」「16:9(横型)」の3つのサイズの動画を広告として配信することができます。広告を設定する画面で縦型から横型に変更する機能があるため、活用してみましょう。

また、TikTokで推奨されている動画の解像度は縦型の場合で540×960px以上。解像度とは画像を構成するピクセルの数のことで、解像度が高いほど、画面に表示される細かな情報が多くなり、画面の鮮明度が向上します。よりユーザーの目を引きやすくするためには、1,080×1,920px程度の解像度がおすすめです。

TikTok広告には動画の規格が細かく設定されていますが、基本的には一般的なスマホで撮影した素材であれば大幅にズレることはないでしょう。ただし、動画の長さには注意が必要です。TikTok広告では最大60秒の動画を配信できますが、長くなりすぎるとスキップされてしまう可能性があるため、9〜15秒の短い動画が推奨されています

TikTok動画広告のサイズはインスタ・YouTubeと同じ?

TikTok広告の配信を検討している方の中には、「インスタのリール動画とTikTok動画のサイズは同じ?」という疑問を持っていたり、「YouTubeショートで利用した動画をそのままTikTok広告として配信したい」と考えていたりする方も多いのではないでしょうか。

しかし、TikTok動画広告は、インスタのリール動画やYouTubeのショート動画とはサイズや秒数・解像度などが異なります。インスタのリール動画・YouTubeのショート動画のサイズ・規定をそれぞれ見ていきましょう。

Instagram・リール

インスタのリール動画の規定は、以下のとおり。

サイズ(アクセプト比) 9:16(縦型)
解像度(推奨ピクセル) 500×888px以上
ファイルサイズ 最大4GB
動画形式(フォーマット)
  • .mp4
  • .mov
動画の長さ 最大90秒

TikTok動画広告との大きな違いは、最大4GBまでのファイルをアップロードできることです。より高画質・高音質の動画広告を投稿できるため、ユーザーの満足度が高くなる可能性があります。

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YouTube・ショート

一方、YouTubeのショート動画の規定は以下のとおりに定められています。

サイズ(アクセプト比) 9:16
解像度(推奨ピクセル) 1,080×1,920px
ファイルサイズ 2KB以上
動画形式(フォーマット)
  • .mov
  • .mpeg
  • .mp4
  • .avi
  • .wmv
  • .flv
  • .webm
  • .3gp
動画の長さ 最大60秒

YouTubeのショート動画の特徴は、動画形式が豊富なこと。媒体などに依存せずに多様な環境での再生が可能になるため、ユーザーの利便性は向上するでしょう。

TikTok広告クリエイティブ作成のポイント

最後に、TikTok広告のクリエイティブを作成する際のポイントを紹介します。

セーフティーゾーンを意識する

TikTokでは、動画画面の上部に検索欄、右側にはプロフィールアイコンやコメントマーク、画面下部にはキャプションやアクションボタンが表示されます。そのため、広告を制作する際には、「セーフティーゾーン」と呼ばれる画面中央に重要な要素が配置されるようにしましょう

セーフティーゾーンに文字がかぶってしまうと動画が見にくくなるだけでなくシェアボタンやキャプションをタップしにくくなってしまいます。これらは拡散やコンバージョンに影響するため、十分に注意してください。

事前に広告ポリシーを確認する

TikTok広告を制作する際には、広告ポリシーを事前に確認することが必要です。主要なものとしては、以下の内容が挙げられます。

  • 先物、外国為替、​基準を満たさない出会いサービス、公営ギャンブルなど、広告配信ができない商品・サービスを紹介してはいけない
  • 他者の知的財産権を侵害してはいけない
  • ランディングページに問題(リンク切れ、個人情報入力を強要、不完全なコンテンツなど)があってはいけない
  • ユーザーの誤解を招くような表現を使用してはいけない

広告ポリシーに違反した広告はユーザーに表示されない場合があるため、広告ポリシーに違反しないよう十分に注意しましょう。

TikTokの審査基準については「TikTok広告の審査に落ちる原因は?通過条件や対処法も解説」でも詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

クリエイティブツールキットを活用する

TikTokでは、クリエイティブツールキットを用意しています。クリエイティブツールキットを活用することで、魅力的で消費者の心を掴む広告クリエイティブを簡単に無料で作成することができます

また、TikTok広告に必要な要素(ロゴや画像など)を一元管理することができるため、制作効率を上げることができます。クリエイティブの作成に慣れていない人やより効率的に制作業務を進めたいという方は、ぜひ活用してみましょう。

「TikTokを使って今すぐ集客したい」という場合、TikTok広告を配信するのがおすすめです。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。

まとめ

15秒から60秒の短い動画が投稿でき、情報収集やコミュニケーションに役立つアプリ「TikTok」。利用ユーザーの増加とともに、TikTok上で広告を利用する企業や店舗も増えています。

TikTok広告には「9:16(縦型)」「1:1(正方形)」「16:9(横型)」の3つの広告サイズがあり、ファイルサイズや動画形式(フォーマット)にも規定があります。また、広告として配信できる動画の長さは5〜60秒ですが、より多くのユーザーに見てもらうためには9〜15秒の短い動画が推奨されています。これらの規格はインスタのリール動画やYouTubeのショート動画とは異なるため、注意しましょう。

TikTok広告を効果的に活用するには、広告の種類や規格・サイズを理解し、いくつかのポイントを意識しながらクリエイティブを作成することが重要です。TikTok広告を活用して、自社の認知度や売上の向上につなげましょう。

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