インスタグラムと聞くと、多くの人にとっては画像の投稿がメインのSNSであり、友人との交流に用いたり、参考になる人をフォローしたりするツールとしてのイメージが大きいのではないでしょうか。
しかし、ここ最近ではインスタグラムを活用して収益化している人も増えてきており、そんなクリエイターを後押しするために、インスタグラム側でも収益化できる方法を増やしています。
今回は収益化できる最新の5つの方法と収益を得るためにすべきことを併せてご紹介します。
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インスタグラムで収益を得る方法とは
インスタグラムを活用して収益を得ようとすると、大きく分けて以下の5つの方法があります。中にはつい最近導入された方法もありますので、知らなかったという人もいるのではないでしょうか。
PR案件
インスタグラムを活用して収益を得る方法の中でも最もポピュラーな方法がPR案件です。
PR案件とは、企業がクリエイターに「自社の製品をPRして欲しい」「サービスを利用してレビューして欲しい」と依頼をして報酬を支払う代わりに、企業のPRに繋がる投稿をクリエイターにしてもらう、という方法です。
「企業案件」と呼ばれることも多く、PRしたい製品のターゲットに適した一定数以上のフォロワーを抱えているクリエイターに企業がDMで依頼をするケースが多いです。
収益としての相場はピンキリですが、フォロワー数が数十万人を超える場合は報酬が100万円を超えるということもあります。また、フォロワー数が数千人だったとしても濃いユーザーがフォロワーにいればPR案件は獲得しやすいです。
しかし、PR案件を行う上で一つだけ気をつけないといけないことがあります。それは紹介する商品によっては自らの信用を損ないかねないということです。
評判の良くない商品や詐欺まがいのサービスをお金目的でフォロワーに宣伝してしまうと、今まで築いてきた信頼が一瞬で地に落ちてしまいます。
そのため、企業からPR案件の依頼が来たからといって深く考えずに承諾するのではなく、どういった製品なのかをしっかりと見極めた上で案件を受けるようにしましょう。
ネットショップ
PR案件の次の収益化の方法として一般的なものが「ネットショップ」です。これはクリエイターが自分の商品を持っている場合に有効であり、自社のECサイトやショップをインスタグラムでPRして商品を購入してもらう、という方法です。
ファッションやコスメ系など画像を用いたPRと親和性の高い商品が購入されることが多いです。
クリエイターが自分で商品を持っている必要があるため、PR案件よりは収益化のハードルは高いでしょう。しかし、企業にとってはインスタグラムとネットショップを上手に活用することで広告費を抑えて収益を上げることも可能です。
また、後に詳しく説明しますが2021年6月にインスタグラム側が、ネットショップを個人アカウントでも気軽に開設できる機能を導入しました。
写真販売
インスタグラムに投稿した写真を販売するという方法で収益化する方法もあります。こちらはあまり大きな報酬にはならないことが多いですが、個人が気軽に行える収益方法として昔から普及しています。
単純な風景写真よりも人物が映り込んでいる画像の方が価格が高くなる傾向にあるため、写真販売で収益を上げようと検討している場合は、モデルを用意してクオリティの高い画像を投稿するようにしましょう。
広告収入
今までにはなかった収益方法なのですが、インスタグラムでも広告収入を得ることが可能になりました。
YouTubeでは動画に対して広告がつき収益が発生することは一般的でしたが、インスタグラムは画像メインのツールであったため、今まで広告収入というものは存在しませんでした。
しかし、IGTV動画に収益化の機能が追加され、インスタグラムに投稿した動画からも広告収入を得ることが可能になりました。
まだ試験段階の機能であるため、全てのアカウントで導入されているわけではないようですので注意しましょう。
参照:IGTV動画で広告を有効にする | Instagramヘルプセンター
投げ銭
こちらも最近インスタグラムが追加した機能なのですが、ついに投げ銭をインスタライブで行うことが可能になりました。
投げ銭とはライブ配信者に対して視聴者がお金を送れるというものですが、今までインスタライブにはその機能がありませんでした。
しかし、2020年10月より「バッジ機能」としてインスタライブでも投げ銭を行うことが可能になりました。
自身のファンとなる視聴者を多く抱えているクリエイターにとって、投げ銭がインスタグラムにも実装されたのは喜ばしいことでしょう。
投げ銭を多く受け取るためにインスタライブの視聴者を増やしたいという方は以下の記事を参考にしてください。
インスタグラムがクリエイターの収益化をサポートするために発表した新機能とは
インスタグラムで収益を得る方法は大きく分けて5つあると解説しました。その中でもインスタグラムが収益化をさらにサポートするために発表した新機能がありますので以下にご紹介します。
バッジ機能をアップデート
2020年10月より導入されていた投げ銭機能でもあるバッジ機能ですが、2021年6月にその機能がアップデートされました。
インスタライブを積極的に活用してコミュニティに貢献してくれているクリエイターをサポートするために、一定の金額がクリエイターに支給されるようになったのです。
具体的には、以下のような条件で支給額が変わってきます。
- 7日以内に15分以上ライブを行なった際に100ドル
- 30日以内に他のアカウントと共同でライブ配信を30分以上行った際に150ドル
- 4週間連続で毎週15分以上ライブ配信を行った際に250ドル
といったようにインスタライブを積極的に活用しているクリエイターほど、より多くの収益を得ることが可能になりました。
アフィリエイト機能をテスト導入
アフィリエイトとは成果報酬型の広告のことであり、製品やサービスを紹介して誰かが購入してくれた際に紹介者に一定割合が支給される、という制度です。このアフィリエイト機能がインスタグラムにも試験的に導入されました。
クリエイターの投稿を通してタグ付けされた商品の売り上げが発生すると、クリエイターが紹介料をもらえるという流れです。
アフィリエイトの対象となる投稿の上部には「eligible for commission(コミッション対象)」と表示され、購入することでクリエイターの支援にもる繋がるということが可視化されるため、クリエイターを応援したいファンにとっても素敵な機能になりそうです。
個人クリエイターもショップ機能が活用できるように
今まではブランド専用のインスタグラムアカウントでないとショップ機能を使うことができませんでした。しかし今回の機能追加によって、個人のクリエイターでもプロフィール画面にショップへのリンクを貼ることが可能になりました。
これによってファンにより気軽に自分の商品を販売することが可能になるため、収益化がしやすくなったといえます。
参照:Instagram、クリエイターの収益化サポートを強化、バッジ機能やショップ機能を拡充 – Facebookについて
ショップ機能の認知率は30%とまだそんなに高いとは言えませんが、20代女性の24%がショップ機能の利用経験があるという調査結果もあるので、20代女性をターゲットとした商品はとくに相性が良さそうです。
“子どもの有無で見ると、「いない」場合はショップ機能の利用経験が8.51%だったに対し、「いる」場合は15.39%でほぼ倍だった”という調査結果もあるので、ベビー・キッズ用品もショップ機能での販売に向いているでしょう。
参照:Instagramのショップ機能、認知は約3割・利用経験は約1割で、まだまだこれからの状況【SheepDog調べ】 | Web担当者Forum
インスタで収益を得るためにすべきこと
インスタグラムを活用して収益化させるためにはいくつかのポイントに注意する必要があります。以下でそれぞれ解説していきます。
フォロワーを増やす
インスタグラムで収益化を考えた時に何をおいても大切になるのがフォロワー数です。フォロワー数が少なければどうしたって収益化できないですし、フォロワー数が多くなればなるほど収益化の方法は増え、収益額も増加します。
収益化をしたいのであれば、ただ自分が好きな写真や日常を投稿するのではなく、多くの人に興味を持ってもらいやすい投稿を心がけましょう。
一方で、ただフォロワー数が多くてもその属性がバラバラでターゲットが絞られていないと収益につなげることは難しいです。
企業がPR案件を依頼する際はフォロワー数だけでなく、どれぐらい自社のターゲットにマッチしたフォロワーを抱えているかを重視するため、いたずらに数を増やすのではなくターゲットを絞ってフォロワーを増やせるように工夫しましょう。
フォロワーを増やす方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
▶︎ インスタグラムでフォロワーを増やす方法と集客成功事例
フォロワーをファンにさせる
フォロワー数を増やすことは何よりも大切ですが、増えたフォロワーをファンにさせることも非常に大切です。ただ単に興味があるというぐらいのフォロワーが多くいたところで商品を購入してくれたり、投げ銭をしてくれたりはなかなかしません。
フォロワーが自身にとってファンになってくれて初めて信頼して商品を購入してくれたり、応援したいという気持ちから投げ銭を送ってもらえるのです。
そのため、フォロワーを置き去りにして投稿をし続けるのではなく、DMを活用してフォロワーと交流したり、ストーリーズで質問に答えたりしてフォロワーとの交流を積極的に行っていきましょう。
地道な努力が必要ですが収益化を考える上では、フォロワーを集めるだけではなくしっかりと自分のファンにさせることも非常に重要なのです。
フォロワーをファンにするのは一朝一夕ではできません。ファンを増やして収益につなげたいなら、片手間での運用ではなく投稿の企画から分析、改善までできる担当者が必要です。社内に該当者がいないなら外注するのも一つの手です。弊社では少額予算から運用できますので、興味のある方はインスタグラム広告の運用サービスページをご覧ください。
まとめ
インスタグラムではもともとPR案件などで収益化が行われていましたが、ここ最近はクリエイターの支援という目的でインスタグラム側が積極的にクリエイターをサポートしてくれるようになっています。
クリエイターにとっては間違いなく稼ぎやすくなってきていますので、収益を増やすためにもフォロワーを一人でも多く増やし、フォロワーを自分のファンにさせていきましょう。
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