ここのところ、すこし扱いずらい広告表示オプションを連続で取り上げてきました。ですので、今日はイチバン扱いやすいヤツいきましょう。
今日のキーワードはずばり、「頑張り」です。
目次
サイトリンク表示オプション
ここのところYahoo!スポンサードサーチの方でも、かなりサイトリンク表示オプションを推していました。
以前はリンク部分となるテキストしか設定できませんでしたが、現在はGoogle同様、見出しを設定できるようになっており、画面の中に占める比重がより大きくなっています。
出来ることは全部やろう
リンクオプション自体は設定しているけどタイトルは設定していないという方は案外多いんじゃないでしょうか。(Googleは更に二つ説明文が挿入可)
いつかも申し上げましたが、もうこれに関しては頑張りしかありません。設定することによる追加料金もありません。
とにかく見出しと説明文をオプションの数だけ考える「頑張り!」
これにすべてがかかっています。出来ることはすべてやりましょう。
その先のメリットもちゃんとありますから。
メリット
設定すると以下のメリットがあります。
- 平均クリック率が15~30%向上(Google公式より)
- 設定するだけで、広告ランク向上(Google公式より)
- サイトリンクは検索パートナーでも表示
最大のメリット
何度か書いていますが、オプションを設定する最大のメリットは画面の占有率が上がる事です。数あるオプションの中でもサイトリンク表示オプションが一番「縦に長く画面を占有」してくれます。
設定すればするだけ(表示の最大数は4つ)競合を下に押し下げられると想像してみてください。
ね?頑張れますよね。
サイトリンク表示オプションのベストな設定
サイトリンクに限らず広告の設定は常に媒体が推奨するベストな方法で設定しましょう。
せっかく労力を割いて設定したオプションも、媒体推奨を無視してはパフォーマンスが上がりません。
1:8 つ以上入稿する
Googleは最もパフォーマンスが良いものを特定するためにオプションをローテーションさせます。そのために8本以上入れることを推奨しています。実際一番きついのがこれです。頑張りましょう!
2:長くても全角6~8文字までに抑える
サイトリンクは全角12文字まで入れることが可能ですが、おすすめは全角 6~8 文字までです。
簡潔な文ほど表示機会が増える傾向がありますし、モバイルユーザーに対してもフレンドリーです。
3:ポリシーを押さえる
せっかく設定したオプションも、ポリシー違反によって、表示されないか若しくは不承認になってしまう場合があります。
リンクテキストの繰り返し
※同じリンクテキストを使いまわすことはできません。
(頑張りです!頑張りで8本書いてください!)
URL の重複
同じランディングページや同じコンテンツをリンク先にすることは出来ません。
Googleによると、リンク先のコンテンツが他と異なると判断されるには、そのページのコンテンツの約 80% が他のどこにもない独自コンテンツであることが必要、とのことです。
第三者の URL
広告の最終ページURLのドメインと一致しないサイトリンクは認められませんが、Google+やFacebookページ、Twitterアカウント、YouTube アカウントを持っている場合はそれを設定することが出来ます。
サイトリンク表示オプションにおける句読点と記号
ユーザーの目を引くことだけを目的としてリンクテキストまたは広告文に不必要な句読点や記号を含めることは認められません。
関連性が不明確
これは当然ですが、サイトリンク表示オプションは取り扱うサービスや商品と関連性がなければいけません。
商標
商標権所有者様から申し立てがあった場合は削除される可能性があります。
まとめ
リスティング広告では、見出しと広告文を考えるのにかなりの労力を注ぎます。
最近ではレスポンシブ検索広告が登場している為、広告文のバリエーションがより求められる様になってきました。
そんな中で「8本もかけねーよ!」と叫びたくなる気持ち、解ります。しかし労力を除けば設定難易度が低く、そして効果が一番大きいといえるこのサイトリンクオプション。
ぜひここ一番の頑張りで設定してみてください。
それでは!
