Google広告の機能

Google 広告の「オークション分析」機能を使って競合対策!

Google広告を出稿中のみなさん、競合調査に便利な『オークション分析機能』を使っていますか?

Web広告を運用する時に、重要なポイントのひとつが“競合分析”。競合分析に使える機能として、Google広告の管理画面に“オークション分析機能(レポート)”が追加されました。

でも、この便利な機能、じつは意外と知られておらず、まだ「使ったことがない…」という人も多いんです。

『無料』で使えて、使い方も簡単。とっても便利な機能なので、使わない理由はありません!

この機会に、Google広告“オークション分析機能”の具体的な使い方と指標の見方、活用事例を紹介します。

Google広告 オークション分析機能とは?

Google広告 オークション分析機能(レポート)』とは、Google検索広告やショッピング広告において、ライバル会社の出稿動向を確認する時に使う機能です。

≪オークション分析機能でわかること≫

1.出稿中の広告面における、“競合他社の出稿状況”。

2.自社と競合他社の広告表示 “重複率”。

3.自社および競合の“広告表示機会(インプレッションシェア)獲得率“

4.“競合が自社よりも上位に掲載”された割合。 など。

検索市場での自社のポジションやライバルの動向を客観的に把握できるので、広告運用の改善を行う上で、とても心強い存在です!

オークション分析レポートの確認方法

では、具体的にどうやって”オークション分析機能”を使うのでしょうか? レポートの確認方法を見ていきましょう。(※なお、本記事では検索キャンペーンでの確認方法をご紹介します。)

検索キャンペーンのオークション分析機能では、①キャンペーン、②広告グループ、③キーワード単位での分析レポートを作成できます。また、必要に応じて”期間”や”デバイス”でデータを分けることも可能です。

1.キャンペーン単位での分析レポートの確認方法

キャンペーン単位”で分析レポートを確認するには、分析したい「キャンペーン」を選択し、「広告グループ」→「オークション分析」を選びます。

すると、上記のように、競合分析に関する6種類のデータ(インプレッションシェアなど)が一瞬で確認できます。

※なお、画面上の右上にある「分類して表示」をクリックすれば、“時間”や“デバイス”ごとにセグメントすることが可能です。“表示期間”は右上のプルダウンで設定することができます。

2.広告グループ単位での分析レポートの確認方法

広告グループ単位”でレポートを出したい場合は、分析したい「広告グループ」を選択し、「キーワード」→「オークション分析」を選びます。

3.キーワード単位での分析レポートの確認方法

キーワード単位”で分析レポートを確認するには、分析したい「キーワード」にチェックを入れ、「オークション分析」をクリックします。これで、選択したキーワードに関する結果が抽出され、キーワード単位での競合分析が可能です。

※なお、選択した期間における掲載データの量が少ない場合は、結果が表示されないので、対象期間を延長したり、選択するキーワード数を増やしてみたりすると良いでしょう。

オークション分析レポートの各種項目説明

オークション分析レポートでは、6種類のデータ(インプレッションシェア、重複率、上位掲載率、ページ上部表示率、実際のページ上部表示率、優位表示シェア)の確認が可能です。各項目について簡単に説明しますね。

1.インプレッションシェア

インプレッションシェアは、“実際に広告が表示された回数“を、“広告が表示される可能性があった合計回数“で割った割合です。

たとえば、1,000回広告が表示される可能性があったとして、うち実際は200回しか広告が表示されなかった場合、インプレッションシェアは、

200÷1,000=20% となります。

この場合、広告表示のチャンスを“80%”を失っていることになるので、改善の余地があると考えてよいでしょう。

2.重複率

重複率は、自社と競合他社の広告が“同時にインプレッションを獲得した割合”を表します。

たとえば、競合A社との重複率が「50%」の場合、自社が獲得した全表示回数の50%はその“競合A社の広告と一緒に表示されている”ということです。

仮に、50%の重複率になっている競合A社の広告が、広告文で自社よりも有利なメリット(例:自社は“初月20%オフ”なのに、競合他社は“初月0円”など)を打ち出している場合は、それが原因でクリック率やコンバージョン率の低下を引き起こしている可能性が考えられます。

重複率が高い競合の広告は、”広告運用”を見直す上で 『重要なポイント』です。

3.上位掲載率 ※検索のみ

上位掲載率は、“競合他社の広告が自社よりも上位に掲載された割合”を表します。

競合の上位掲載率が「80%」の場合、競合と自社が同時に獲得した広告表示回数の80%は、競合の方が上位に掲載されたと分かります。

この場合、「オークションで8割方競り負けている…」ということになるので、①自社の広告が上位表示されるよう入札や広告の中身を見直したり、②競合に勝てる他のキーワードを狙うようにしたりといった対策が必要かもしれません。

4.ページ上部表示率 ※検索のみ

ページ上部表示率は、広告が“検索結果ページの上部に掲載された割合”です。

スマートフォンやパソコンなど、『デバイス』によって上部かどうかに差が出る指標なので、”デバイス別”に確認していくと良いでしょう。

5.実際のページ上部表示率(ページ最上部表示率) ※検索のみ

実際のページ上部表示率は、広告が”検索結果ページの最上部自然検索結果の上部1番目)に掲載された割合”です。

たとえば、1,000回の表示回数のうち自然検索結果の上部1番目の表示回数が200回の場合、“実際のページ上部表示率”は20%となります。

広告の掲載場所がページ上部であったとしても、1位なのか、2~4位なのかによってクリック数やクリック率などが大きく変わるので、実際にどのくらい1位表示されているかを見る指標として活用しましょう。

6.優位表示シェア

優位表示シェアは、“自社の広告が競合他社の広告よりも上位に掲載された割合”、または“自社の広告のみが掲載された割合”を表します。

たとえば、 あるキーワードを月別に分析する場合、競合B社の上位掲載率が“上がり”、優位表示シェアが“下がっている”なら、自社の広告が競合B社の広告に上位表示を奪われている…ということが分かります。

この結果から、競合B社の広告をチェックして対策を講じたり、ほかのキーワードを狙ったりといった戦略を立てることが可能です。

競合の出稿状況を確認する目的(メリット)

このように、 “オークション分析レポート”をうまく活用すれば、広告配信の最適化に役立てることができます。下記に主なメリットをまとめます。

1.“ライバルの出稿状況”を把握できる。

2.自社が“成功している分野”と“掲載のチャンスを逃している分野”が分かる。

3.急にクリック単価が上がった時やクリック率が下がった時など、“外的要因(競合の動向)の影響”を確認することができる。

4.「重複率の高い競合の広告」をチェックすることで、”入札単価や広告文や出稿キーワードの見直し”に役立つ。

オークション分析機能の活用事例

さいごに、活用事例として、オークション分析機能が役立ったケースを2つご紹介します。

活用事例① 急にクリック率が下がった…その理由は?

あるハウスメーカーの広告で、急に複数のキーワード(例:“ローコスト住宅 北海道”など)でクリック率が下がるという傾向が見られました。

オークション分析レポートを確認したところ、クリック率が下がったキーワードでは競合C社との重複率が高いという結果に…。競合C社の広告を確認した所、広告文で「月5万円で建てられる家~」と打ち出していることが分かりました。

じつは、このハウスメーカーの広告文では、「月々6万円台のローンも可」という表現をしていて、広告が並んだ時に競合C社の方が優位に見える状況が出来上がっていたのです。

そこで、『訴求の仕方』を月々の支払額→”1,200万円〜”という本体価格にしたり、『訴求ポイント』を価格→断熱性に変えたりすることで、クリック率を改善。資料請求などの獲得件数の減少を食い止めることができました。

活用事例② 指名ワードでの表示回数・クリック率が減った…

また、某新築マンションの販売を行っていた際、ある時から指名ワード(=ブランド名、この場合当該マンション名)での検索時のインプレション数やクリック率が下がっていることに気が付きました。

オークション分析レポートを見ると、近くにできたマンションを運営する競合D社の広告が、当該マンション名での検索時に上位表示されていることが分かりました。

このケースでは、入札単価』を上げたり、『入札戦略』を“インプレッションシェア重視”に変更し、自社の広告が検索結果の最上部に表示されやすい環境にしたりしたことで、他社への流出を防ぐことができました。

 

広告運用を最適化していく上で、“競合分析”は欠かせません。

定期的にオークション分析レポートをチェックし、ライバルの動向を参考にすることで、広告の機会損失を減らすことに繋げていきましょう!

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まとめ

・“Google広告オークション分析機能“は、検索市場での自社のポジションやライバル出稿者の動向を把握するのに役立つ機能

・”分析レポート”は、管理画面上から簡単に確認できる。

・6種類のデータ(インプレッションシェア、重複率、上位掲載率、ページ上部表示率、実際のページ上部表示率、優位表示シェア)の確認が可能。

・分析レポートを確認することで、①ライバルの出稿状況や、②自社が成功している分野と掲載のチャンスを逃している分野を把握したり、③広告文や出稿キーワードの見直しなど、広告運用の最適化を行うことができる。

 

『Google広告 オークション分析機能』は、「使わなくては損!」というくらい便利な機能です。

競合の広告が自社よりも優位になる要因を考えていき、”入札単価の調整”や”キーワードの選定”、”広告文の見直し”などに活用して、広告効果の最大化を目指してみてください。

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入江将彦
入江将彦
アカウントプランナーとして、 クライアントの課題に沿った広告の企画・提案を担当。 ハウスメーカーのWEB広告運用を得意とし、多くのイベント集客UPに努める。日々WEB広告運用スキルを学びながら、ユーザーに価値のあるメディア作りに奮闘中。
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