2021.11.04

VOICE

株式会社フェザーホーム
CEO 千田侑也 さま

お客さま プロフィール
代表取締役 千田 侑也 氏

【公式サイト】
https://www.featherhome.co.jp/
コロナの影響で従来のモデルハウスへの集客に大きく影響。お客様と最初に繋がる場所は、モデルハウスからWEB・SNSへ変化

一昔前まではマイホームの購入を検討しているお客様が住宅展示場に足を運び、それをきっかけにハウスメーカーが営業・提案して受注するという流れが一般的でした。ここ10年でそうしたスタイルが少しずつ変化し、さらにコロナ禍になって一変したように思います。お客様はいろいろなメーカーのモデルハウスを見て歩くのではなく、ある程度下調べをして、興味のあるメーカーにしぼって見にきてくださる傾向が強くなりました。モデルハウスの存在意義も以前とはまったく違ってきています。

そんな中、2021年2月にフェザーホームを立ち上げたときに、従来通り、住宅展示場に毎月多額の家賃を払ってモデルハウスを置く意味はあるのだろうか。そのコストをスマホの広告配信にスライドした方が効率的ではないかと考え、お客様と最初に繋がる場所としてWEB・SNSをしっかり活用しようと決めました。広告の出稿・運用については、9月にスカイバスとサウナを取り入れたモデルハウス(札幌市西区山の手)を公開したのを機に、前職(大手ハウスメーカー勤務)時代からお世話になっているワンクルーズさんにお任せしています。

僕がマーケティングで大事にしているのは「知ってもらう」「欲しいと思ってもらう」「買える価格を設定する」の順序。最初の「知ってもらう」には、まず当社の情報にたくさん触れていただく必要があります。そう考えると今、目にする確率が一番高いのは、手元のスマホです。家のポストにチラシを入れても、見ない人はたくさんいますし、中には「迷惑行為」と捉える人も。ところがスマホの場合は、勝手に見えてくる。もっと言えば、見たくなくても見えてしまうわけで、知ってもらう確率が格段にアップします。

そう考えると当社のターゲットとなるお客様に、お伝えしたい情報を届けるという目的はしっかり果たせているので、広告はWEBとSNSに特化していいと思っていますし、実際、それで充分カバーできていると思います。

顧客に響く広告運用が、コロナ禍においても1ヶ月に30件のお問い合わせ獲得に

現在、ワンクルーズさんにはFacebookとInstagram、Yahoo・Googleのディスプレイ広告の運用をお願いしています。配信をスタートして、約1ヵ月の間に30件以上の問い合わせがありました。しかもそのほとんどが資料請求ではなく、モデルハウスへの来場予約としていただいています。

「まずは資料請求から」というのが通常のお客様の流れですが、WEBやSNSで当社の住宅のコンセプトや、提案しているライフスタイルについて、ある程度知った上で、ご連絡をいただきます。「フェザーホームの家に関心がある」「欲しい」と思ってくださった方からアプローチいただけることは本当にありがたく、WEB・SNS広告を配信する最大のメリットだと感じています。

WEBマーケティングのプロから学ぶ、 顧客に響くプロモーション

WEB広告はまだスタートしたばかりですが、ワンクルーズさんから学ぶことはたくさんあります。素材をサムネイル化するときの見せ方など、顧客に響くプロモーションの手法を惜しみなく教えてくださるのはもちろんのこと、目的がぶれそうになっている時にはしっかりとそのことを指摘して、立ち直らせてくれる。

単なる「御用聞き」ではなく「もの言う」代理店さんとして、一緒に戦っている仲間のような存在です。真っすぐズバッと言い合える関係性は、ビジネスにおいて一番時間的なロスがなく、お互いにとってハッピーですよね。そして何より自分には見えていない「ブラインドスポット」を見てくれるのが、ワンクルーズさんだと思っています。

実際にいろいろお話をしていると「なるほど」「そうゆう観点もあるよね」「こうゆう見方もあるか」という発見をくれるんです。自分の見えていないブラインドスポットを広告・宣伝・マーケティングの部分でしっかりフォローしていただけているので信頼していますし、本当にプロの仕事だなと思います。

「いつの時代も最高の笑顔と心地よさを提供する」ワンクルーズとはジョイントベンチャー事業も

当社は新築と不動産売買のほかにも、サウナの開発や小屋の販売など、多岐に渡って事業を展開しています。企業理念である「いつの時代も最高の笑顔と心地よさを提供する」ことを実現すべく、その手段として少しずつコンテンツを増やしている感じです。

小さな会社だからこそ、やりたいと思ったことは実現できますし、難しいと思ったら、手を引けばいい。リスクを怖れてチャレンジをしないのはもったいないので、そこは柔軟に考えています。誰かに笑顔を届けるためには、僕自身、そしてスタッフが笑顔でありたいし、心地いいと感じられる環境の中で仕事をすることが大切だと思っています。

だから今はとにかく面白いこと、楽しいことにアンテナを張って、それがビジネスにつながればいいなと。ちなみにオリジナルサウナの開発や小屋の販売は、ワンクルーズさんと一緒に立ち上げたジョイントベンチャー事業として展開しています。広告の運用をお願いするところからお付き合いが始まって、今ではビジネスパートナーに(笑)。

当社は立ち上げたばかりですが、次から次へと新しい事業に取り組んでいくスピード感だったり、やりたいことをどんどん推進していく社風はワンクルーズさんと少し似ているのかもしれません。僕は長く住宅業界にいて、今が大きな変革期だと感じています。住宅メーカーも淘汰されていく厳しい時代だからこそ、新しい価値観とニーズを読みながら、当社にしかできないことを創出していきたい。
物を買って満足していた時代から、ステキな仲間、空間、時間という「3つの間」を大事に、よりよい生き方を求める未来へ。

これから先も遊び心を持って、住宅業界に風を吹かせていきたいですね。ワンクルーズさんも札幌の広告業界では間違いなくNO,1を取る会社だと思っているので、当社もトップを目指して頑張りたいと思います。今後とも、よろしくお願いします。

ONE CRUISE Report

千田様の前職時代からビジネスパートナーとしてお仕事させていただいております。立ち上げからいきなりモデルハウスをオープンさせたり、コロナ禍の逆風の中、異例の集客数を記録したり、サウナやコンテナをやったり、異様な速度感で様々な事業を展開されているので、ご一緒していてとても刺激を受けています。
弊社の社内合宿の際はサウナ付きモデルハウスを貸切りで一泊させていただきますのでよろしくお願いいたします笑