2021.07.30

VOICE

本買取専門店 ばれろん堂
種田 明夏 さま

お客さま プロフィール
北海道全域対応の本の買い取りサービスと販売事業を展開。オンライン広告の運用など広報・宣伝活動のほか、実務全般を担当している。創業者はご主人の種田淳之介氏。
前職からのご縁でワンクルーズさんにGoogle広告の運用について相談。サポートを快諾していただき、感激しました。

ワンクルーズさんとは前職の住宅メーカーに勤務していた頃からのご縁です。当時の私はマーケティングや宣伝の担当をしていたので、ワンクルーズさんに自社広告の運用を依頼させていただく立場にありました。
今年(2017年)6月に、その会社を退職したのを機に主人の仕事を本格的にサポートすることになって、まずは「いい(価値のある)本をたくさん買い取って、在庫を集める」ことを重点的に推進しました。いい本を揃えれば、本を購入する側のお客様はその独自性や価値を認めて、「ここならば…」と信頼してくれます。そうすればこちら側の情報発信を常に受け入れてくださる状況を作ることができるので、顧客の獲得にもつながります。
とはいえ、本当の意味で利益が出るのはこの買い取りキャンペーンがある程度落ち着いて、集めた本が売れてからのこと。それまでは広告費用もそれほどかけられない状況の中で、低予算でどのくらいのことができるのか、思いきってワンクルーズさんに相談してみました。そうしたら、「前職でお世話になりましたから、喜んでサポートします!」と言ってくださって、本当に心強かったです。

こちらのニーズに合わせた情報発信の方法を教えていただき、運用スタート。結果、お客様からのアクセス数は以前の5倍に!

「ばれろん堂」が扱っているのは、主に学術的な専門書です。もともとの売価が高いこと、絶版などによって入手困難な専門書も多く、価値が下がりにくいことなどがその理由としてあげられます。ほかにも雑誌「それいゆ」など、昭和の時代に数十円で売られていた雑誌が、今だからこそ価値ある1冊として高値で取り引きされるケースもあり、市場の状況を見ながら都度、査定をしています。
そういったこちら側のニーズや業界の状況もお話しさせていただいた上で、どういう(広告の)見せ方をするかも含めて、ワンクルーズさんにはいろいろ教えていただきました。実際の販売もほぼすべてAmazonなどインターネットで行っているので、Google広告は欠かせない宣伝ツールです。
もちろん、目に見える成果も実感しています。事務所兼倉庫への持ち込みや知り合いの伝手をたどっての買い取りが多かった以前と比べて、ワンクルーズさんにホームページの改訂も含めて、さまざまなアドバイスをいただくようになった今、お客様からのお問い合わせの数は格段に増えています。具体的な数字は控えますが、おそらくアクセスしていただいた数でいえば、5倍くらいにはなっていると思います。

いつかワンクルーズさんに恩返しできるように!事業規模の拡大に努めていきたい。

Google広告を展開していると、狙っていたジャンルではないところに、アプローチされているキーワードが見えてくることもあります。仕入れから販売までの期間が短いので、そういった部分にすぐに反応して、お客様のニーズに応えられたら、ますますいい結果につながるような気がしています。
現在は予算の都合上、札幌市内を中心に広告の露出はしぼっていますが、従業員が増えて販売に注力できる環境が整ったら、地方キャラバンの告知などもエリアごとに展開できればと……夢は広がります。もちろん、そうなるとリスティングとSNS広告の併用も必要になってくるはずですから、広告費を増やして、また新しい展開を模索しなければと考えています。
増えつつある在庫を保管する倉庫も手狭になって、事務所や倉庫、スタッフの規模もこれからどんどん拡大していく計画もありますが、今はまさにその準備段階。将来的にワンクルーズさんに恩返しできるように、頑張ります(笑)!

ONE CRUISE Report

Google広告の運用自体は種田さんが行うということが前提だったので、できるだけ手間と時間をかけないで運用できる仕様にしました。バナーを作るコストや複雑な作業は最初から考えず、既存の機能をフルに活用して画像の差し替えなど、なるべくシンプルに処理できる設定です。
 さらにアプローチしたいお客様の層を伺い、しっかりとターゲティングをした上で、広告の見せ方を提案しました。古本屋といってもいろいろなジャンルがあるので、コミックなどを気軽に持ち込めるお店というよりは、専門書を所有しているお客様に響くような画像や広告文を取り入れるなど、さまざまな工夫も取り入れています。
 実際に運用していく中で、わからないことがあったらすぐに連絡を取り合うスタイルで、今のところは順調に回っていますし、結果も出ているので、引き続き見守らせていただけたらと思っています。