当社はおよそ2年前から、WEB広告をスタートしました。当時、同業他社の仕事をしていたワンクルーズさんの噂を耳にして「WEB広告の運用に強い会社」として紹介していただいたのが、お付き合いのきっかけでした。
それまで新聞折込や住宅雑誌など紙媒体の広告しか経験がない中、わずかな予算で始めたのがFacebook広告です。
会社のアカウントは持っていましたが、「広告を出す」という発想はなかったので最初は戸惑いましたし、本当に効果があるんだろうかと正直、疑っていた部分もありました(笑)。
当初、私の役目といえば素材を揃えることくらいしかできなくて、それをワンクルーズさんに整えてもらい配信していく……という流れ作業の現場にいるようなイメージでした。
そんな手探り状態の中、Facebook広告を配信して数ヶ月が経った頃でしょうか。オープンハウスに新規のお客様が足を運んでくださったり、そうした方々が家を建ててくださったりと、にわかに効果を実感する機会が増えてきました。
そのころから、「効果を高めるためには、クライアントである私たちがもっと知識を持つべき」という気持ちが強くなりました。わざわざお金を払って依頼しなくても自分でできるのでは?という思いから、私自身がFacebook広告を出稿・運用したこともありました。ただ、ワンクルーズさんが運用した場合と比べて結果はすこぶる悪かったです(笑)。
以降、運用はワンクルーズさんにお任せするようになりましたが、自分でやってみた経験は非常に勉強になりましたね。
WEB広告は、主にオープンハウスへの集客を目的に配信しています。ワンクルーズさんとの打ち合わせは密に行っていて、出稿するにあたっては内容や見せ方、ターゲティングなど、かなり細かいやり取りをしています。また毎月必ずレポートをいただいて、効果測定も行っています。恥ずかしながら最初はレポートを見ても、読み解くことができなくて(笑)。そうしたことも時間をかけてワンクルーズさんに教えていただきながら勉強していきました。
ちなみに先日開催したオープンハウスの広告はFacebookとInstagramで配信し、予約制の2日間で52組の集客を実現しました。これは我々にとって過去最高でした。その時は、予約が多すぎて対応ができない状態だったので、途中で広告を止める事態になりました。やっぱりご来場いただいたお客様にはゆっくり見ていただきたいですから。
当日は「北王のデザインや、WEBサイトを見て何となくイイ感じだと思って」というお客様が多かったのも有り難かったですね。たくさんのお客様に来ていただいても、北王の家が好みでなかったらお互いにあまりメリットがないですから。WEB広告からのアプローチだと、配信されるターゲットの趣向を絞れることと、広告のリンク先である自社のWEBページから北王がどんな会社なのかを調べてから来ていただける。結果、スムーズに商談が進むケースが増えていて、WEB広告の特性を実感していますね。
会社としてもトライアル的に出稿していたWEB広告に、今は大きな期待を寄せています。ただ、住宅を検討しているだれもがSNSを活用しているわけではありません。重要なのは目的に応じた媒体を選択して、北王のことをできるだけ正しく知っていただくことだと思っています。私たちの家づくりに興味を持っていただき、結果として北王の家で心地よい生活を送る人に増えてもらいたい。それが広告宣伝を担当する私の使命だと思っています。
ワンクルーズさんは、当社のWEB広告の展開においてなくてはならないパートナーです。WEB広告という新たな手法を得たことで、当社の広告計画は大きく変わりました。例えば1週間後に集中的に集客したいというときに、紙媒体では納期的に難しい。でもワンクルーズさんのフットワークの軽さも相まって、WEB広告なら対応できるわけです。なので、WEB広告を始める前と比べると広告計画は大きく変わりましたし、ひいては営業の戦略自体が変わりました。
ワンクルーズさんには、広告の配信や運用はもちろんですが、それ以上に新しい広告手法や同業者の取り組みなど、生きた情報や知識をいただけるのは本当に有り難いと思っています。最近はインスタグラムの活用事例を聞いて、さっそく取り組みはじめました。北王ならではのデザイン性や機能性に興味を持ってくれそうな層にリーチするような広告で、会社のブランディングにも活かしていきたいですね。ワンクルーズさんに力を貸していただきながら、私自身も成長して、よりたくさんの価値を提供していきたいなと思っています。
ONE CRUISE Report
WEB広告の運用を本格的にスタートしたきっかけの1つに、五十嵐さんのグーグルセミナーへの出席があったように思います。勉強熱心な五十嵐さんが、他の住宅メーカーの成功事例を目の当たりにして、スイッチが切り替わったというか、そのセミナーがターニングポイントになったのは明らかだった気がします。それ以前も少額予算でFacebook広告の運用を行っていましたが、セミナー以降、アドワーズ広告も取り入れるようになり、WEBマーケティングを本格的にスタートさせました。
以後、今日に至るまで確実に実績を積んでいますし、担当させていただいている立場から見ても、企業として成長が加速していることを実感しています。今後も共に刺激し合って、成長と進化を続けられるように頑張っていきたいと思います。