おはようございます!
JR北海道は来春より、空港へのアクセスを改善するために、停車駅を減らし、所要時間を短縮した「特別快速」の運行や始発時間を早めたり運行本数を増やすことを決定したようですね。
全国各地にお客様がいるワンクルーズにとっても嬉しいニュースですね。
東京出張の際、JRの始発時間ではちょうど良い飛行機に乗れず、何度羽田空港を爆走したかわかりません。
こんなサービスがあれば良いなと想像したものは、近い未来に必ず実現されているとしみじみ感じる今日この頃です。
前回、GoogleサーチコンソールについてGoogleアナリティクスと比較して仕様の説明をしましたが、どうせ同じGoogleから提供されているツールなのだから、どちらかのツールでまとめて操作できれば良いのに…と思っておりました、が!
私のIT難民時代からとっくに、実現していることでした…
この発言自体、とても恥ずかしいのでマーケターとして一人前になった暁には、上記発言を削除しようと目論んでおります。
ということで、今回は新人マーケター向けにGTM(Google Tag Manager)を使ってサーチコンソールの初期設定とGoogleアナリティクスとの紐付け方法についてまとめました。
はじめに
今回、サーチコンソールとGoogleアナリティクスを紐付けることで、Googleアナリティクスの画面上で、サーチコンソールでしか確認できなかった『検索クエリ』の詳細を知ることができます。
ただ、クローラーを呼び寄せたりセキュリティのアラートを確認することはできないので、注意が必要です。
あくまでアクセス解析で利用できる情報を、Googleアナリティクス上で一括で確認するための方法についてと、これまでの内容はGTMを使用する前提の話だということを念頭に置いて読んでいただきたいです。
サーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携
早速ですが、サーチコンソールとGoogleアナリティクスの連携について、手順へ移りましょう。
あくまで新人ウェブ担当やマーケター向けですので、そんなの知っているよ!と言う方は、以下の記事をおすすめします。
サーチコンソールの設定方法
Googleアナリティクスとの連携の前に、まずはサーチコンソールにサイトを登録し設定していきましょう。
Googleアカウントをお持ちで、ログイン状態と仮定して説明していきますので、まだアカウントをお持ちではないという方は以下からアカウント作成をしましょう。
①自社サイトをプロパティに追加
まずは、以下のリンクからサーチコンソールの開始画面に進みましょう。
「今すぐ開始」を選択。
そうすると「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2つから、プロパティタイプの選択画面に遷移します。結論から言いますと、どちらを選択してもサーチコンソールは使用できますが、個人的に『URLプレフィックス』を選択したい所存です。
ちなみに元々サーチコンソールを他のサイトで利用している方は、以下のキャプチャ画像のように「プロパティの検索」から「プロパティを追加」を選択すると、プロパティタイプの選択画面が表示されます。
ドメインとURLプレフィックス
ドメインとURLプレフィックスの説明を全力でする場合、それだけで1記事書けてしまうのでざっくりと説明します。
▼ドメインとは
サイトURLには1つのウェブサイトにアクセスするにも『http://〜』や『https://〜』の他に『http://www〜』などの種類があります。
プロパティタイプで『ドメイン』を選択すると上記内容を一括してまとめて扱ってくれます。
▼URLプレフィックスとは
『ドメイン』で一括して扱うのに対して『http://〜』や『https://〜』など、必要に応じてそれぞれ個別のURLを登録します。
なので『ドメイン』を選択する方が懸命かもしれませんがその場合、ややこしいサーバー側の操作が入るので、難しい、よくわからないと感じてしまいます。(何より私がそうです)
何より『URLプレフィックス』は従来型のタイプなので、これまでサーチコンソールを利用してきたユーザーにとっては使い勝手が良いかと思います。
②所有権の自動確認を『確認』
さきほどのプロパティタイプを選択し、ドメインやURLを入力し送信すると「所有権を自動確認しました」と表示されます。
「プロパティに移動」をクリックすると、サーチコンソールの操作画面が表示されます。
お疲れ様でした。こちらの作業でGTMを使用したサーチコンソールの設定は完了しました。
所有権の確認ができない!?
手順通りに進めたのになぜか所有権の確認ができず、GTMを使わない場合に表示される「所有権の確認」の画面になってしまう…といった場合があります。
原因は、GTMのウェブサイトに埋め込むタグの設置箇所に問題がありこのような現象が起こってしまいます。
なので所有権の確認ができない場合は、速やかにタグの設置箇所を見直しましょう。
Googleアナリティクスとの連携方法
GTMって凄いですね、しっかりとタグの設定がされていればウェブサイトを登録するのに3分以内に作業が完了してしまいます。
それでは、Googleアナリティクスとの連携作業に移りましょう。まだ登録が済んでいない方は以下から登録しましょう。
登録方法については、コチラの記事をご確認ください。
サーチコンソールとのリンク設定画面に進む
まずは、アカウント画面の「管理」から「プロパティ」の「すべての商品」を選択しましょう。
Google広告やGoogle Playとのリンク画面が出てきますが、下にスクロールしていただくと「Search Console」の項目が登場します。赤枠の「Search Consoleとリンク」をクリックしましょう。
「Search Consoleとリンク」をクリックするとSearch Consoleの設定画面に遷移します。
赤枠に「追加」ボタンがありますが、こちらの表記はすでにサーチコンソールのプロパティと紐付いている場合となります。まだ紐付けされていなければ「編集」という表示がされているはずです。
雑学を披露する場ではないので、さっそくクリックしましょう。
今度はサーチコンソールの画面に移り、アカウントに追加されているプロパティ一覧が表示されます。
そちらから該当となるウェブサイトのURLにチェックをつけましょう。
チェックを付けた状態で、下部にある「保存」をクリックすると「関連付けの追加」の表示が!もちろん「OK」です。
こちらでサーチコンソールとGoogleアナリティクスの紐付け作業は完了しました。
さっそくGoogleアナリティクスに戻って見てみましょう。
これまでは、アナリティクス の「集客」の「Search Console」を選択しても、以下のように情報が闇に包まれていいましたが、リンクが完了すると…
おお!!封印されていた情報があらわになりました。これでサーチコンソールのみでしか確認できなかった検索クエリの情報が、Googleアナリティクスで確認できるようになりました。
しみじみ思いますが、ウェブサイトの改善には検索クエリは必要不可欠ですよね。
もしも、まだGoogleアナリティクスは導入しているが、サーチコンソールとの紐付けはまだ…という方は、GTMを使えばこんなにも簡単に設定できます。
上手くいけば(いかなかったらすみません)10クリックでここまでの作業の全行程が済ませられます。
信じるか信じないかはあなた次第…
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、GTMを使ってサーチコンソールの設定と、Googleアナリティクスの紐付けについてまとめました。
タグもサーチコンソールもGoogleアナリティクスに関しての知識全てが、素人同然で入社した私でも今や立派(?)にタグ周りに触れながら毎日過ごせています。
難しいことは特にないので、心配なさらずまずはやってみよう精神で試してみませんか。
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