2021.07.30

VOICE

株式会社東急リゾートサービス
田中 竜之介 さま

お客さま プロフィール
系列のホテルでフロント・マネージャー業務を経て、6年前より「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」の販促にかかわる宣伝・広報業務を担当。国内外に向けて、ゲレンデや施設のほか、さまざまな企画コンテンツのプロモーションを展開している。
ゲレンデの魅力や楽しみ方をわかっているからこそ、お客様に響く情報が発信できる。

現在、ワンクルーズさんにお願いしている仕事としては、まずWEB・SNS広告の効果的なプランの提案ですね。さらに活用媒体(Facebook、Instagram、YouTube)の広告の運用、この2つが主たる依頼内容になります。

 

ワンクルーズさんとは、弊社を担当していただいているHさんと、前任者の関係性を引き継ぐ形でお会いしたのが始まりでした。ところが当時はまだ、この先ワンクルーズさんとどのような形で関わっていくのか、そもそも仕事をお願いするかどうかもわからない状況でした。

 

と言うのも、Facebookの記事の更新は自分たちで行なっていたので、記事の内容によって反響が異なることは漠然と実感していました。でも、よりたくさんの人に記事を見てもらう方法や、広告の使い方はもとより、Facebookのアップデートによる新しい機能の使い方や打ち出したい内容をより効果的に配信する仕組みがわからなかったんです。

 

そんなとき、ゲレンデのとあるコースのプロモーションに使用する動画が必要になり、Hさんに相談をしました。理由は彼自身、スノーボードがとても好きで、ニセコグラン・ヒラフにもよくお越しいただいていたこと。そんなにお仕事をお願いしていなかったときから、プライベートでもよく滑りにきてくれて、ゲレンデや施設のこともよく知っていただいていること。それは私にとって、大きなポイントでした。ニセコグラン・ヒラフの楽しさを共有できる人、理解している人と仕事をしたいという思いもありました。実際、本当に親身に、丁寧な仕事で応えてくれました。Hさんはもちろんですが、ワンクルーズさんのほかのメンバーの方々にも積極的に取り組んでいただいて、とても有り難かったですね。実は難題もたくさんあって、決してラクな仕事ではなかったはずですが、楽しんでやってくれているのが伝わって、その時に「また仕事を一緒をしたい」と思ったんです。

インターネットを介したプロモーションがより効果的、かつ必須である時代。 WEB広告は重要な販促ツールに。

ワンクルーズさんにとって動画制作は決して割のいい仕事ではなかったと思いますし(笑)、もしかしたら専門外だったのかも知れません。でも熱量のある仕事をしていただいた結果、とてもいい仕上がりになりました。出来上がった後も使い方についてアドバイスをいただいたり、何かと協力していただいたので、「これはいつかちゃんとお返しをしなければ。であれば、お仕事を正式に依頼しよう」という流れになりました。

 

以降、WEB・SNS広告のプランニングやFacebook、Instagram、YouTubeの運用など、少しずつではありますがその機会は増えています。

 

私自身、20数年前からニセコで仕事をしてきた中で、時代の変化を実感している一人です。働き始めた頃は日本人のお客様が99%、外国人のお客様は1シーズンに1〜2組いらっしゃる程度。ところが近年、徐々に外国人のお客様が増え、今は、日本人より外国人のお客様のほうが割合としては多くなりました。

 

外国人と一括りに言いましたが、最初の頃はオーストラリア人が多く、それから香港を中心とするアジア、東南アジア、北米、ヨーロッパ、北欧などさまざまな国や地域に広がって、あっという間に多国籍化しました。これによって、ニセコは劇的に変わりました。

 

そうなると、国内だけでなく海外のスキー客や観光客へのアプローチも必要になります。世界各国の専門誌や機内誌に露出をするのは非常に費用がかかりますから、SNS広告やYouTubeを活用したプロモーションがより効果的、かつ必須である時代と言えるでしょう。我々もエリアを指定して情報発信を行ったり、エリアによって異なる情報を発信することが増えてきました。そうした背景からもWEB広告は今後、弊社にとってますます重要な販促ツールになると思います。

 

そういう意味でも、ワンクルーズさんにはまだまだ力を貸していただいて、同じチームとして一緒にニセコグラン・ヒラフの魅力を発信していけたらと思っています。

昨年は夏の集客につながるプロモーションも強化。 ニセコグラン・ヒラフの本質的な魅力をもっと多くのお客様に伝えたい。

担当のHさんとは、本当によくコミュニケーションをとっています。新たな広告を展開するとなれば、我々からの相談を受けて提案いただくのはもちろんのこと、その提案に対してのさらなる要望をお伝えした上で、また反映していただく。そして再提案……その繰り返しです。費用対効果の予測、結果の分析とともに改善点などの報告、さらに数字的に伸びないところはこれからどうしていくか、また、今はなかなか結果が出ないことがわかっていても、注力しておきたい大事なマーケットに対しては、どのような方法で継続的なアプローチを行っていくか……。そうしたことも含めてよく話し合って詰めていく、提案につなげていくというやり取りをしていると、次に繋がるヒントにもなります。また、Hさんの後ろにいらっしゃるスタッフさんたちの姿勢もちゃんと伝わってきますから、あらためてコミュニケーションの大切さを実感しています。

 

2018年度からは夏の集客につながるプロモーションも展開しています。

 

冬だけでなく、一年を通してニセコを楽しめる魅力づくりはもちろんのこと、それを周知していただくためにどうすべきかを一緒に考え、試験的にWEB広告も活用させていただきました。数字的に大きく伸びたとまでは言えませんが、チャレンジをした前後で、変化はありました。今年も継続的にさまざまなコンテンツを用意して、必要なタイミングでしっかりと発信していきたいですね。

 

WEB広告の展開や運用自体を行っている会社はたくさんあると思いますが、ニセコグラン・ヒラフの本質的な魅力を理解していただいて、私たちと一緒にお客様に伝えていくというスタンスで仕事をしてくれている、ワンクルーズさんとは1つのチームだと思っています。質の高い運用を含めて、最大限のパフォーマンスを発揮していただいていますし、変わっていくものに対しても非常に柔軟に対応していただいていますので、私自身はとても満足しています。今後ともよろしくお願いします!

ONE CRUISE Report

田中さんご自身が実際にFacebookを運用したり、WEB・SNS広告について熱心に勉強されている前提があるからこそ、僕はとても提案しやすいです。当社が持つ情報や知識を共有しながら、できるだけご要望に添ったご提案と、質の高い運用が継続的にできるよう、これからも頑張ります。冬はまた滑りにいきます(笑)!